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陣内! | 読書『チルドレン』

私はこの物語に触れて家庭裁判所調査官なる職業を知る。青少年の更生に対して、こういった関わり方もあるのだな、と社会勉強になった。

しかし何よりもある意味主役である陣内のキャラが最高。

こんなに素直な目で社会を捉えられるなんて。彼の感覚に羨ましさを感じてしまう。

また家庭裁判所調査官という仕事を通して少年少女の犯罪の裏側にある課題を知る。親の存在は大きい、育つ環境もやっぱ大事だ、と。

「親がカッコよければ子どもはぐれない」
なんて責任重大だけど、そっか、そういうことかとも納得のいく言葉だった。

サブマリンで再び会える陣内との遭遇は密かな陣内ファンとしては嬉しい再会だった。まずはチルドレンで陣内の沼にはまろう。

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