花粉症について。その①。

昼間は少し暖かいですが、朝晩はまだ寒いです。

最近特に、目のかゆみが気になりだしたのですが、

日本気象協会によると、
花粉の飛散は、全国的に多い傾向にあり、
明後日13日以降は各地で連日のように花粉が大量に飛散するとのことです。

点鼻、点眼忘れないようにしないと。

肥満細胞活性化症候群その②の予定だったのですが、
花粉症について、触れてなかったのに気づいたので、
花粉症を先に。

Hay fever.
Mayoclinic.orgより。

花粉症はアレルギー性鼻炎とも呼ばれ、風邪に似た症状を引き起こす。鼻水、目のかゆみ、鼻づまり、くしゃみ、副鼻腔の圧迫感などである。しかし、風邪とは異なり、花粉症はウイルスが原因ではありません。花粉症は、無害な屋外または屋内の物質(アレルゲン)に対するアレルギー反応によって引き起こされる。花粉症の症状を引き起こす一般的なアレルゲンには、花粉やダニなどがある。また、猫や犬など、毛皮や羽毛を持つ動物の抜け殻(ペットのフケ)もアレルゲンとなる。花粉症は、あなたを惨めな気持ちにさせるだけでなく、仕事や学校でのパフォーマンスにも影響を及ぼし、一般的に生活に支障をきたします。

命に別状はないとはいえ、
くしゃみ、鼻水、目のかゆみはつらいです。
私の場合、花粉症に伴い蓄膿症が悪化すると、
目の周りの痛みもでます。


花粉症の症状:
・鼻水、鼻づまり(鼻づまり
涙目、かゆみ、充血(アレルギー性結膜炎)
くしゃみ

・鼻、口の中、喉のかゆみ
・のどの奥に流れる粘液(後鼻漏)
・目の下の腫れ、あざのような皮膚(アレルギー性眼瞼炎)
・極度の疲労感(多くの場合、睡眠不足が原因)

花粉症の誘因
花粉症の症状や徴候は、一年中発症することもあれば、特定の時期に発症または悪化することもある(季節性)。
・木の花粉:春先に多い。
・草の花粉:春の終わりから夏にかけて多い。
・秋に多いブタクサ花粉
・一年中存在するダニやゴキブリの糞。
・ペットのフケ。閉め切った冬に症状が悪化することもある。
・屋内外の菌類やカビの胞子。

咳の原因になったりして、風邪と紛らわしいことも。
スギ花粉、ヒノキ花粉というと今頃の季節がピークですが、
一年を通していろんな花粉がとんでいるようです。
(ハウスダスト、ダニ、ペットは季節に関係ないです。)

エスエス製薬、花粉カレンダーより。

花粉症か風邪か?
症状が似ていることもあるので、どちらか見分けるのは難しいかもしれません。

         花粉症            風邪    
症状     水っぽい鼻水、熱なし    水っぽい/濃い黄色い鼻水、
                      体の痛み、微熱              
発症時期   抗原暴露直後から      ウイルス暴露1~3日後
発症期間   抗原暴露中ずっと         3~7日
  
花粉症になると、免疫系が空気中に浮遊する無害な物質を有害なものと認識する。この物質をアレルゲンと呼ぶ。免疫システムは体を守るために、このアレルゲンから身を守るために免疫グロブリンE(IgE)抗体を産生します。次にアレルゲンに接触すると、この抗体は免疫系に信号を送り、ヒスタミンなどの化学物質を血液中に放出する。これが花粉症の症状につながる反応を引き起こす。

毎年のことなので、
この時期に熱がない風邪症状があれば、
花粉症だなあと考えます。

去年まで何ともなくても、突然発症することもあるようです。
私も子供のころは何ともなかった気がします。

以下のような場合、花粉症を発症するリスクが高まります:
他のアレルギーや喘息を持っている
アトピー性皮膚炎や湿疹と呼ばれる、皮膚が炎症を起こしてかゆくなる症状がある。
・親や兄弟など、血縁者にアレルギーや喘息を持つ人がいる。
動物のふけやダニなどのアレルゲンに常にさらされる環境で生活または仕事をしている。
・鼻の粘膜を刺激する煙や強い臭いにさらされている。
生後1年間に喫煙した母親がいる。

ロート製薬の子供の花粉症アンケート調査(2013/1/31)では、

両親がともに花粉症の子ども」は43.2%が花粉症であるのに対して、
両親がともに花粉症ではな い子ども」の花粉症は11.6%であった。
父親のみ花粉症」の子どもは23.4%が花粉症を発症していますが、
母親のみ花粉症」の 子どもは32.8%が花粉症を発症していました。

だったとのことです。
住環境も関係しているとは思いますが、
遺伝も関与している可能性はあるようです。


花粉症に伴う問題
生活の質の低下。花粉症は活動の楽しみを妨げ、生産性を低下させる。多くの人は、花粉症の症状によって仕事や学校を休むことになります。
睡眠不足。花粉症の症状によって眠れなくなったり、眠りが浅くなったりすることがある。その結果、疲労感や全身の不調感(倦怠感)につながることもある。
喘息の悪化。花粉症は、咳や喘鳴などの喘息の症状を悪化させることがあります。
副鼻腔炎。花粉症による副鼻腔のうっ血が長引くと、副鼻腔炎(副鼻腔を覆う膜の感染や炎症)になるリスクが高まります。
耳の感染症。小児では、花粉症が中耳炎の要因になることが多い。

喘息や慢性副鼻腔炎があると、
たかが花粉症と侮れません。

治療などは、次回その②で。

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