説明書は読んだ方がいい
私は説明書は読む派です。圧倒的読む派です。
●魚論と配属先
私は魚論の話が好きです。
水族館も好きです(関係ない)。
海遊館と京都水族館の年間パスポートを2年間所持していました。
話を戻します。
魚論とは”魚を与えるか、釣り方を教えるか”
というものです。
これは意見が分かれるところだと思っているし、それでいい、それがいいと思っています。
場所によって条件は違うもの。
私が配属先で感じる課題は後者。
●現状の顕微鏡授業
試料のタマネギ
顕微鏡は20台近くあります。
途上国にしては凄い数だと思っています。
しかし、正常に機能するものは5台、アダプター変換機なくしては3台です。
どうしてか。
対物レンズを持ってガンガン倍率を変える教員。
作成した染色液をダバダバ使う実習助手。
スケッチを色鉛筆で塗りつぶす生徒。
もはや顕鏡せずに描いている生徒。
ツッコミ待ちのプレパラート 問題はこれを教員側が作ったということ
このガンダバ教授法を見たとき、開いた口が塞がりませんでした。
あの瞬間、私はパナマ1のあんぐり顔だったと自負しています。
そして、生徒は教員の真似をします。
✴︎ヒドゥンカリキュラムが良くない方に作用してしまっています。
✴︎指導者が意図していないものが伝わること
私が修正しても、教員はその癖が染み付いてしまっているから、教員と生徒の両方にとって上書き保存の繰り返し。
そんなにこまめな上書き保存はいらないと言いたい。
●説明書は読んで
私が説明書を先に読む理由は壊したくない、機能をフルに使いたいだけ。
説明書として”私を見て”と伝えていかねばならないと強く感じた授業観察でした。
“名前をつけて保存”までの道は険しそうです。
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