保護猫カフェの成猫の卒業生たちの紹介です。
所属していたカフェで特に人気が高かった猫ちゃんたちを紹介いたします。
みんなとっても良い子達で、お客さんから愛されていました。
お店の常連さんを作って保護猫の存在を広める活躍もしました。
どの子も性格の良い本当に良い子です。

スコティッシュフォールドのマオちゃんです。
マオちゃんはとっても怖がりさんでした。

ある日、男性の常連さんになでられていた時に嚙みついてしまいました。
その方は顎に流血の傷を負ってしまわれました。

その時はちょっとした騒ぎになったのでマオちゃんはますます怖くなったのだと思います。小さな猫ちゃんハウスから出て来なくなりました。

そして、マオちゃんのプロフィールには、「要注意１なでなでの時に噛みつくことがります」と書き込まれたのです．．．

同じ猫部屋の猫ちゃんたちが次々に卒業していくのに、マオちゃんは里親さんがなかなか見つかりませんでした。

ある日、スコ好きな方が来られて、マオちゃんの話を聞いておっしゃいました。
「怖かったんでしょうね。きっとどうして良いか分からずに噛んでしまったのでしょう。噛みつき猫の看板を背負ったら怖くて里親にはなれませんよ。
じゃぁ、私が引き取りましょう」そう言って譲渡契約書にサインをしてくださいました。

事情を分かって、それでも、と言って引き取って下さった里親様。
スタッフさんのお話ではマオちゃんが好きな場所でゆっくりとストレスなく暮らせるように、お部屋も廊下も開け放して、好きな時に好きな所で寝ているそうです。もう一日中小さな猫ハウスから出て来ないなんてことはないそうです。

理解があって優しい里親様のお家で、幸せな毎日を送っているようです。
マオちゃんよかったね☆彡

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