連載『オスカルな女たち』

《 真実を語る 》・・・20

「あたし、を望んでる」

 真実はあえて、含んだ言い方をした。
「あんたを?」
 それは主治医として選んだことかと考える操(みさお)だったが、真実の神妙な顔つきにその程度ではないことを鑑み「まさか」と目を見張らせた。
「そういうこと…」
 真実があえて口に出したくない言葉。それは、
「里親、かい…」
 と、操は重く口を開いた。
「そういうこと…」
 座り込む操を見下

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次を楽しみにしていただけるよう励みます
24

殺すくらいなら私にくれ

昨日の朝、生後一カ月の長男が30歳の母親に殺されたという記事を読んで、涙が止まらなくなってしまった。1歳の長女は無事らしいが、引き離されたことだろう。

母親は、長男をうつぶせに寝かせたまま放置して口や鼻を塞いだり、胸をたたくなどした暴行の疑いで逮捕されたが、長男は意識不明の状態で搬送され、一カ月後に死亡したそうだ。母親は調べに対し黙秘しているのだが、暴行の様子を動画に撮っていたらしいから、それが

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素晴らしい1日になるように^^
3

育児への参戦で認識が改まったこと

育児に参戦して3ヶ月ちょい。
夜な夜なミッキマウスマーチを歌いながら自宅でパレードしている。

"グズグズ"から"ギャンギャン"まで大小様々な泣き方だけでなんとかして意思を伝え、周囲を動かし、快適な生活を送ろうとする赤子。
使えるカードは「泣く」一択とは、なんとも過酷な地球デビューだと思う。

この泣きのレパートリー、機嫌の良し悪しで発表強度が変わる。

今日も「ぅギャーッーーー!!!ピギャーーー

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渋谷社会部

2019年11月5日(火) 9:00-9:55

00:00 | 00:30

【渋谷社会部】

第1火曜日の放送は、NPO法人バディチームの皆さまにお越しいただいています♪
バディチームは、子育て支援・虐待防止・里親支援を行っているNPO法人です。
一般の子育て家庭や、様々な事情により子育てに難しさのあるご家庭に伺いされて、保育、家事、送迎、学習支援などのお手伝いを行い、お話を聴きながら親子に寄り添うという支援活動を行っています。

本日の放送は、NPO法人バディチームの皆

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不妊治療をやめてから考えたこと

結婚後6年にわたって続けた不妊治療をやめた。
心理的にはもちろんだが、物理的な痛さにめげたのもある。

一時は「あのとき仕事していなければ、うまくいったかもしれない」と闇にのまれてしまった。
一方で、児童虐待で理不尽に無残に命が奪われるニュースを目にするたびに、心がちぎれそうになった。
「あの子に幸せな人生を送って欲しかった。私たちにできることがきっとある。」
そう強く思って勉強をはじめ、夫婦で里

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彼女×彼女が教えてくれたtrue love。 ~LGBTカップルたちの結婚式~

世の中に「結婚したくない男女」が増え続ける一方、
心から結婚に憧れている人たちも中にはいる。

わたしがテレビで観た同性カップルは、
女性×女性のカップルで、一人はナースさん、
もう一人はパンやの店長さんだった。

日本では同性婚が法律で認められていないから、
同性同士はどんなに好き合っていても
法的には結婚が認められていない。

「いってきます!」
「ただいま!」
なんて、言える誰かが隣にいてく

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小説『オスカルな女たち』 22

第 6 章 『 啓 示 』・・・2

     《 カレー男子と秘密の花園 》

「くぁ・・・・」
デスクのスタンドライトを消す楓を確認するようにして真実(まこと)は、大きく両手を広げて伸びをした。
「あの、特患のせいですか?」
特別患者…それは言わずと知れた女優の〈弥生すみれ〉のことだった。だが、まだ、その人だと院内の人間には告げていない。
「なに楓ちゃん。突然…」
「寝不足、ですよね?」
「い

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AMAZING!!(๑º ロ º๑)!!
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ねこちゃんから教わったこと。マネしたい誰かにニャることが大事にゃんね!

ねこちゃんと私は家族であり、ときに猫さま、ときに飼い主の関係です。^^
今日、彼女たちから教わったことをシェアします。

小説『オスカルな女たち』18

第 5 章 『 警 告 』・・・2

   《 守秘義務 》

午前中最後の患者の診察が終わり、真実(まこと)はパソコンの画面に誤りがないか入念にチェックしていた。
「あ、楓ちゃん。最後の患者さん、ケーゲル体操の冊子渡してあげて」
振り返り急ぐよう視線で促す。
「はい」
診察ベッドのタオルを掛け直した楓が、患者からは見えない診察室奥にあるドアから受付に伝えに行く。
〈ケーゲル体操〉または骨盤低筋体

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Beautiful♡☆(´▽`)☆♡
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