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今の時期にやるべきことは「勉強の準備」

こんにちは。佐々木です。

だいたいどこの学校も学年末試験が終わりました。
試験の結果が返され、あとは成績を待つだけ・・・
という人がほとんどですよね。

このほっとした時間、
次の学年と次の学年の間のこの時間って
「なにか始めておきたいけれど、何をしたらいいかわからない」時期だと思います。

このふわっとした時間に
ぜひやってもらいたいことがあります。

それは「検定の勉強」です。


私は検定試験マニアなのですが、
検定試験の受験を決意した際、
まずやることが「勉強法を勉強すること」です。

「計画を立てる」という言い方もできるかもしれませんが
それよりももっと戦略的にやる感じですね。


例えば、検定を受ける時
「とりあえず教科書を買って最初のページから読んでみる」
という人が多いですが、これは非効率です。

それよりも先に買うべきは「過去問」ないし「攻略本」です。

過去問を買って、1回分ざっと目を通し、
配点の高い場所を確認します。

例えば、漢検を例に取ると、
漢検のテキストで一番最初に出てくるのは「漢字の読み」です。
だからここから勉強を始める人が多い。


ですが、一番配点が高く
勉強が大変なのは間違いなく「漢字の書き」です。
そしてその次に大変なのが「四字熟語の読み書き」。

読みの配点は1問1点なのに対して、
書きと四字熟語はなんと2点です。

つまりここができなければ合格は見えません。


この構造に気が付かないと、無駄な勉強ばかりをしてしまいます。
(しかも読みはそこそこ難しくて挫折しやすい)


こんなふうに、まず受けるべき検定の内容を知って
全体像を見て、どこから攻略するか。

そういうことを考える時間がとても大切なので、
私はこの作戦立てに1週間程度の時間を使います。

まず最初に過去問を入手して解いてみて、
・配点が高い箇所
・絶対に攻略が必要な場所
・逆に捨てても良さそうな場所
・勉強しなくても今ある知識で行けそうな内容

この辺りを見定めて、どこにどのくらい労力をかけるかを考えます。


私は「当たって砕ける」のが大嫌いなんです。
相手がコンクリなのか粘土なのか草なのか
知った上で戦いたい。
それによってどんな準備が必要で、
どんな武装をすればいいかがわかります。


このように、とりあえず始める前に
どうやって進めるのがいいかを考えてみてください。

そういう意味で、今の時期は検定試験を受けてみたり
自分で作戦を立てる練習をするのにいい機会なんです。


来年受験を控えた新中3の方、
新高3の方は入試問題をみてみるのもいいですね。


何かを始めるときは、「とりあえず最初から」よりも
ゴールを見て、どうするか考える。


そんな視点を持てるようになると、
勉強の費用対効果が上がります!


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