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「やる気」のせいではなく環境のせいだという視点 2021/03/02

こんにちは。佐々木です。
なんだか暖かくなってきましたが、お元気でいらっしゃいますか?


私は「勉強のやる気」に関するブログを書いているのですが、


勉強のやる気って、そんなに重要ではないと思っています。

やる気って言ってしまうと、
「勉強をしないのは根性がないから」
「気合いが足りないんだよ」
みたいに、精神論になりがちなのがあまり好きではなくて。


精神論って、どうも実体がなくて
「やる気出せ」といわれても
具体性がない感じが好きになれないんです。
じゃあどうしたらやる気を出せるんだろうか?と。
根性論を唱える人って、そこを教えてくれない。


あれこれ考えた結果、最近はこう思うんです。
やる気って「出すもの」ではなく「整えるもの」なのではないかと。

例えば、
勉強机を用意しても、そこにゲーム機が置かれていたら?
本棚を用意しても、そこにマンガが大量に入っていたら?
その環境下で「勉強しなさい」と言ってみて、勉強できるでしょうか?

その環境下で、勉強をするのは「無理」だと思うのです。


だから、
勉強をするためには、誘惑になるようなものを周りから排除しつつ
勉強道具を抵抗なく取り出せるようにしておき、
すっと始められるようにする。

今日はこれができた、明日はこれをやろう。
そして、終わった後に楽しいことが待っている、みたいに
整えるものなのではないかと。

だから、環境を作ることが最重要だと思うのです。
あるいは、勉強を始めて、勉強を続けるための「仕組み」とも
言えるかもしれません。


例えば、机の上にテキストやノートやペンを出したままにしておくのは
インテリア的には美しくありません。
でも、そうすることですぐにペンを手に取って
勉強を始めることができます。

こういう仕組みってすごく大事だと思うんです。

なかなか勉強に集中できない時、
「なんで私は集中力がないんだろう」と嘆いてもなんの解決にもなりません。
もしかしたら目の前に目がチカチカするような誘惑があるかもしれません。
机を壁に向けてみたらいとも簡単に改善できるかもしれない。


だから、
なかなか勉強を始められない人、
勉強を続けられない人は
もしかしたらあなたの「やる気」の問題ではなくて
環境のせいかもしれません。

一体なにがあなたのやる気と集中を削いでいるのか
考えてみてください。

精神論で自分を責めるのは
なんの解決にもならないし、辛いだけです。


一人でも多くの人が
勉強を楽しめますように。

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