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世界の有力企業の顔ぶれはどのように変わったのか?30年前と現在の企業トップ10を比べた結果

こんばんは。FPむーです。
昨日から仕事始めの人も多いのではないでしょうか?

長い連休だった方もいらっしゃると思うので、今日は軽めの話題でいってみましょう!

今、世界はものすごいスピードで変化しようとしていますよね。もともと変化しようとしていた時代でしたが、例のウイルスの影響で、さらにものすごい速さで変化しているなぁと感じます。この変化に対応できない会社や個人は淘汰されていくんだろうなぁと、かなり危機感を感じています。

変化と言えば、株式時価総額ランキングはどのように変化したのでしょうか?

この30年間で、世界の有力企業の顔ぶれはどのように変わったのか。株式時価総額ランキング、1989年と2020年の株式時価総額ランキングを比べてみましょう!

◆1989年の株式時価総額ランキング

<1989年の株式時価総額ランキング>
1.NTT(日本)
2.日本興業銀行(日本) 現、みずほ銀行
3.住友銀行(日本) 現、三井住友銀行
4.富士銀行(日本) 現、みずほ銀行
5.第一勧業銀行(日本) 現、みずほ銀行

6.IBM(アメリカ)
7.三菱銀行(日本) 現、三菱UFJ銀行
8.エクソン(アメリカ)
9.東京電力(日本)
10.ロイヤル・ダッチ・シェル(イギリス・オランダ)

1989年って、ちょうど平成が始まったころ。トップ10の中に日本の企業が7つも入っている。これが30年前の日本。企業がハタふりし、日本はGDPが世界第二位までに成長。これはすごいことですよ!敗戦国が世界第二位って。

1997年には、ハーバード大学出身のアメリカの社会学者が「Japan as Number One」という本を出版したほどです。

イケイケどんどんだった日本。イケイケどんどんという言葉に昭和を感じるのはご愛敬。でもその後にバブルが崩壊し、「失われた30年」として平成の時代があったのは、みなさんご存知の通り。

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◆2020年4月の株式時価総額ランキング

では、2020年4月現在、株式時価総額ランキングは、どのようなものでしょうか?

<2020年4月の株式時価総額ランキング>
1.サウジアラムコ(サウジアラビア)
2.マイクロソフト(アメリカ) 
3.アップル(アメリカ)
4.アマゾン・ドット・コム(アメリカ)
5.アルファベット(アメリカ)
6.フェイスブック(アメリカ)
7.アリババ集団(中国)
8.テンセント(中国)
9.バークシャー・ハザウェイ(アメリカ)
10.ジョンソン・アンド・ジョンソン(アメリカ)

1989年は日本の企業が目立っていたトップ10、今や日本の企業はゼロ。アメリカの企業、中国の企業が目立っています。はじめて日本の企業の名前が出てくるのは、なんと40位。世界トップ50の中で日本の企業は、40位のトヨタ自動車だけです。

2位~4位の、マイクロソフト、アップル、アマゾンなどは名前を聞いたことある人がほとんどでしょう。5位のアルファベットは、みんな知っているあのgoogle。6位以下も知っている名前が連なっていますね。

1位のサウジアラムコについて、少し説明。サウジアラムコは、サウジアラビアの国営企業。2019年12月11日(水)、サウジ国内の証券取引所に株式を新規上場したばかり。ついこの前ですね!当時の時価総額は約1兆8,770億ドル(約204兆円)。今も、2位のマイクロソフトの時価総額の約1.2倍ほどあります。現在、世界最大の保有原油埋蔵量、生産量、輸出量を誇っています。

それにしても、トップ10のほとんどがネット系企業ですね。ここも注目すべきポイントです。

以上、1989年と2020年の株式時価総額ランキング(世界)を比べた結果でした。日本に対して危機感を持ってしまう結果でもありました。このことが、資産運用を考えるべき原因にもつながるのですが、その話はまた今度。


時価総額1位のサウジアラムコと言えば、原油。原油についての理解を深めたいなら、この記事をどうぞ。

育児については、はやりのモーニングルーティーンの記事をどうぞ。


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