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【ゆるっとブログを書いている人向け】ChatGPTを使ってブログを書く方法

最近話題になっている、ChatGPTを使って、ブログを書く方法を紹介します。
私は個人ブログを運営しています。テーマはミニマリストや節約など暮らし系。ひと記事1000~2000文字程度でSEO対策をしておらず、あまりカッチリしてはいません。
SEO対策なしで、わりと自由に1000文字~の分量で書く。そんなスタイルの方には参考になるかと思います。

では、ChatGPTを使ってブログを書く流れをひとつづつ説明します。

インストールの方法はこちらの記事が詳しかったのでご覧下さい。
今話題の「ChatGPT」の使い方 − どうやってインストールするの?

1 そもそものブログアイディアをもらう

ブロガーなら、ネタに困った経験はあると思います。困った時は、ブログネタをChatGPTに聞いてみましょう
上手に聞くコツは『質問で範囲を狭めること』です。
単に「ブログのネタを教えて」と聞くと、幅が広すぎて、一般的な答えしか返ってきませんので、
「誰に」向けて「どんなテーマで」書くのかを指定して聞きましょう。
私の場合なら、「誰に」は40~50代の主婦。「テーマ」は暮らしジャンルです。

実際に聞いてみました。

答えがイマイチな時は、条件を変えて再度質問を繰り返します

6.忙しい主婦に役立つ時短術や効率的な家事のコツ について自分なら書けそうなので、もう少し突っ込んで聞いてみました。

この中から使えそうなアイディアを探します。
「5 忙しい朝を楽にする時短朝食アイデア」この案で書き始めることにします。

2 アイディアが足りない時の補助に使う

私の場合、ひとつの記事に3つの見出しを入れるようにしています。今回の「忙しい朝をラクにする時短朝食アイディア」だったとしたら

1 玄米&冷凍野菜でレンチンで済ます朝ごはん
2 オートミール&豆乳で1分で準備OK!何もしたくない日に

という内容がパッと浮かびました。実際に自分が食べている内容です。
3つ目が思い浮かばないな・・ という時に、またChatGPTに聞きます。

「見出し4 前夜のおかずを活用!お弁当風サンドイッチ」というアイディアが使えそうなので「前夜の残り物」のアイディアを取り入れてみます(実際すごく良いアイディア^^)。
これで、ブログの構成ができました。

3-1 仮の記事を書いてもらう


次は、構成に沿って、仮のブログ記事を書いてもらいます。以下のようにChatGPTにお願いします。

あなたは、WEBメディアのライターです。(←役割を指定します)
記事を書いて下さい。
以下のブログの構成を考えました。1500文字で記事を書いていただけますか?

タイトル「忙しい朝をラクにする時短朝食アイディア」
見出し1 玄米&冷凍野菜でレンチンで済ます朝ごはん
見出し2 オートミール&豆乳で1分で準備OK!何もしたくない日に
見出し3 前夜の残り物活用!残っているもの+αで乗り切る

・読者は40~50代の主婦です。
・高校生でもわかる表現でお願いします。
・ですます調で、たまに体言止めも入れて下さい。

出てきた文章は以下です。

レシピ内容に雑な部分はありますが、それなりに書いてくれました。
この文章をベースにして、自分の言葉で直していく、という流れですすめます。

3-2 自分で書いた文章に補足してもらう

上で紹介した方法は、ブログやYOUTUBEなどで「chatGTPでブログを書く方法」としてよく紹介されている方法です。

今回、もう一つの方法を紹介します。「まず自分で書き、煮詰まったらchatGPTに補足をお願いする」方法です。
この方法の良いところは、ある程度自分の書きたいことがまとまっている人は、自分のオリジナルのアイディアを書けること。頭の中のアイディアを書き出すと考えがまとまり、頭の中もスッキリしますよね。また自分が書くので、当たり前ですが「いつもの」自分の文章になります。

また、ある程度文章を書き慣れている方はchatGPTの書いた文章を直すより、自分の言葉で書いた方が速いです。なので、まずはバーッと書いてしまいます。

というわけで、まず自分の言葉で、文章を途中まで書きます。
見出し3の途中で、アイディアがうまく思いつかなくなりました。そこで、chatGPT続きをお願いしてみました。
指示は、
途中まで書いた文章の、続きをお願いできますか?
見出し3の内容をそのまま続けて書いて下さい

文章は以下です。(下に途中まで書いた文章をコピペ)

出てきた文章が以下です。

なるほど。前夜のカレーの活用などのアイディアをもらえました。
この中で「実際に自分がやっていることや、考えが近いもの」を選ぶため、一般論ではなく自分の体験として、リアリティのある文章になります

アイディアをもらい、続きを自分の言葉で書き、本文は完成しました。

4 要約を作ってもらう

文末に入れる「まとめ」の部分を、作ってもらうこともできます。

実際の指示は
「以下の文章の、最後のまとめを箇条書きで作って下さい。」
(その下に作った文章全文をコピペ)

という形です。

実際に作ってもらった文書は以下です。

この中から、使える部分を抜き、必要あれば細部を修正して完成です。

5 タイトルを考えてもらう

最後にタイトルを考えてもらいます。
あなたはWEBメディアの編集者です。
上で提示した記事のタイトル案を5つお願いします。
」と指示しました。

アイディアの中から使えそうなものを選んで、必要あれば修正して完成です。

まとめ

chatGPTを使ってブログを書く方法は
1 そもそものブログアイディアをもらう
2 アイディアが足りない時の補助に使う(1のアイディアを膨らませる)
3-1 仮の記事を書いてもらう
3-2 文章を書き慣れている方は、自分で書ける所まで書く
4 煮詰まったら、文章の補足をお願いする
5 要約を作ってもらう
6 タイトルを考えてもらう

こういった流れで、活用できます。
自分が困った部分で、上手に助けてくれるのがchatGPTです。「困ったら聞く」のを習慣にすると仕事が速くなります。上手に活用していきましょう。

指示の出し方について補足

指示を出す時に重要なポイントは
・役割を与える(例:あなたはWEBメディアの編集者です)
・目的を伝える(例:主婦向けのブログを書きたい)
・範囲を狭める(例:40代主婦対象、1500文字、高校生でもわかる文章で)

詳しくは、深津式汎用プロンプトの形式が役に立つので、以下の記事をご覧ください。
ChatGPTの精度を上げる、あらゆる質問の最後に置く「命令」
優秀な壁打ち相手を作る、「チャットAI力」の高め方

※無料で使えるChatGPT3.5は、日本語だと答えの質が下がります。Google翻訳などの翻訳ソフトを通して、英語で指示を与えるのがおススメ。深津さん曰く「日本語=中学生、英語=大学生」くらいレベルが違う答えが返ってきます。手間はかかりますが、自分も翻訳して使っていました。

(今回の記事は日本語ですが、私は有料のChatGPT4(進化したバージョン)で作成しているので日本語でも良質の返事が返ってきます。)

※追記
1 ChatGPTは、サラッと嘘をつくことがあります。個別のデータは間違っていることがあるので、必要に応じてきちんと自分で調べて裏をとりましょう。
2 文章作成が途中で止まった場合「続き」と入力すると続きを書いてくれます。


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