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今年を振り返る② ~ささやかな楽しみと贅沢な楽しみ~

私は元々閉じ籠り気質ではあったが、外出を制限される環境というのはやはりストレスが溜まる。(ウツの時もそうだった。)
でもそんな中だからこそ、小さな喜びとかささやかな楽しみというものを再発見できたのも確か。
イメージとしては、自分が老いて隠居生活を楽しむとしたらこんな感じかな?というのを先取りしたような一年だったかも。

例えば水彩画。
絵筆とか絵の具とか今は100均で揃えられる時代。(すごい!)
何も考えずに1時間は軽く没頭できるし、終えた後、頭がスッキリする。
今でもモヤモヤした時とか、暇になるとやってる。
鉛筆で下書きしてから描くこともあるけど、基本的には抽象画の方が面白い。
あと空を描くのも楽しい。中々に難しいけど。

例えば俳句。
何を思ったか、やってみよう!って思った。(笑)
今のところ、人の作品とか歳時記読むだけで満足しちゃってるのだが、いつか句を詠んだりしちゃうのかしら…?(知らんがなw)
歳時記は時候とか二十四節気とか季語となる色々な言葉を知るのが楽しい。
辞書を眺めるのと似てるのかも。
俳句の世界はイメージをする言葉遊びでもあると思うので、妄想族の私にはうってつけだった。

例えばピアノ。
あんなに練習するの嫌だったくせに今年一番練習した。
やっぱりピアノ嫌いじゃなかったんだなと再認識。(弾けるようになったとは言っていない。笑)
本当は近所迷惑にならなければ生音じゃんじゃん響かせて練習したいのだが、風鈴やらお寺の鐘やらの音でも苦情がきちゃうご時世なので、ヘッドホンでやらねばならぬのがちょっと不満。(少しの時間は生音でやっちゃうけどね。笑)
ヘッドホンずっとつけてると頭痛くなるから一回30分が限界かな…
それでもピアノとの距離が一気に縮まったのは嬉しかった。

例えば、季節の移り変わり。
月の満ち欠けもそうだけど、今年は空をよく見た。
日の出・日の入りの空のグラデーションの美しさや、雲の形、季節の匂い等々。
満足に外出できないからこそ自然を敏感に感じるようになったのかもしれない。
こういう変化に感動するってなんか隠居生活って感じ。(あくまでもイメージね。笑)

これらは今すぐ始められたこと。
でも、一番心地よかったのはラジカセでお気に入りのCDかけながら本読んだりストレッチとかヨガしたりお茶飲んだり…なんてことはない時間だったりする。(笑)
新しく始めた趣味ももちろん心を豊かにしてくれたけれど、音楽があれば日常に彩りが出るし、贅沢な楽しみに早変わりした。
理想はオーディオルーム作ってレコードでじっくり音楽聴きたいけれどね。
理想は理想として抱きつつ、今できる楽しみを最大限活かす力を身に付けた一年だったのかもしれない。


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