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清澄白河の蕎麦屋

 清澄白河の清澄公園を散策する途中、友人とそばが食べたくなり、Siriで音声検索した。しかし、出てきた店は閉店していた。残念に思い、近くの和菓子屋で和菓子を買うと、店主に蕎麦屋を聞いた。店主は、商店街の奥の方にあると教えてくれたが、平日の昼間なのに、店は半分以上閉まっていて見つからなかった。

 仕方なく、もう一度Siriで検索し、尾張屋という店を見つけた。友人曰く、尾張屋の屋号の店は美味しい店が多いとのこと。店は小さかったが、常連客でいっぱいだった。運よく2席空いていたので、入店することができた。
季節の天婦羅ともりそばを注文した。天婦羅は、ミニトマトとブロッコリだった。ミニトマトは、甘みと酸味がバランスよく、ブロッコリは、シャキシャキとした食感が楽しめた。蕎麦はこしがあり硬めで、つゆとの相性が抜群で、のど越しが良く、香り高かった。
探し歩いたせいで、お腹が空いていたので、蕎麦と天婦羅は、とても美味しく感じた。

 家の近くの老舗蕎麦屋が、中華料理店になったのは残念だったが、尾張屋の蕎麦は、新たな出会いとなり、とても満足した。


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