友人との何気ない会話から、私の言葉がいつも暗いことに気づいた。
確かに、インターネットや世間の情報は、暗い話題で溢れている。それらに触れ、怒りを覚え、無意識のうちに影響を受けていたのだ。
自分の良い経験を話しても、「自慢話」と捉えられ、否定されたこともあった。失敗談や自虐ネタの方が、共感を得やすいのだろうか。
そんな時、芸術や音楽に触れると、心が洗われるような至高の気分になれる。情報から離れ、自然と触れ合う散歩も、心を癒してくれる。
私は、情報化社会の波に飲み込まれ、ネガティブな感情に支配されていたのかもしれない。もっと心を解放し、美しいもの、優しいものに目を向けよう。

情報の波に飲み込まれて
　インターネットやテレビ、新聞など、私たちは日々膨大な情報に触れている。しかし、その多くは暗いニュースやネガティブな話題だ。殺人事件、災害、政治的な紛争…、世界は不安に満ち溢れているように見える。
私も例外ではなく、これらの情報に触れるたびに、怒りや不安を感じていた。そして、その感情を言葉にしていたのだ。

自慢話と自虐ネタ
　自分の良い経験を話すと、人によっては「自慢話」と捉えられることがある。しかし、それは決して自慢ではなく、単純に喜びを共有したいだけなのかもしれない。
一方、失敗談や自虐ネタは、共感を得やすい。人は弱さや失敗に共感し、親近感を抱く。しかし、常に自分を卑下することは、自信を失い、自己肯定感を低下させてしまう。

芸術と自然が与えてくれる癒し
　情報から離れ、芸術や音楽に触れると、心が洗われるような感覚になる。美しい絵画、感動的な音楽は、心を穏やかにし、生きる希望を与えてくれる。
自然との触れ合いも、心を癒してくれる力を持っている。緑の香り、鳥のさえずり、風の音…、自然の優しさに包まれると、心が落ち着き、本来の自分に戻ることができる。

心のバランスを取り戻す
　情報化社会の波に飲み込まれ、ネガティブな感情に支配されていた私。
しかし、芸術や自然と触れ合うことで、心のバランスを取り戻しつつある。
これからは、美しいもの、優しいものに目を向け、心を豊かにする生活を送りたい。そして、自分の言葉が誰かを傷つけることなく、温かい気持ちを与えられるような存在になりたい。