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教会と聖書

 私は、子供の頃、教会に通っていた。讃美歌を歌い、聖書を読んで、楽しく過ごしていた。しかし、学校に通い、さまざまなことを学ぶうちに、教会に通わなくなった。
しかし、大人になってから、息詰まったり、悩んだりすることが増えた。
そんなとき、ふと、聖書を思い出し、開いてみるようになった。
すると、聖書には、私の悩みに答えるような言葉が書かれていた。

 たとえば、私は、自分の行いに後悔を抱くことが多かった。そんなとき、旧約聖書の列王記下5章の13章にある「身を洗え、そうすれば清くなる」という言葉に、救われたような気持ちになった。
「身を洗う」とは、単に身体を清めるだけでなく、心を清めることも意味する。旧約聖書のこの言葉は、私たちに、自分の罪を悔い改め、心を清めるように呼びかけている。

 私は、この言葉を心に留め、小さなことでも、心を清めるための行動をするように心がけている。たとえば、誰かに感謝の気持ちを伝えたり、困っている人を助けたり、何か良いことをしたりする。
そうすることで、少しずつ、自分の心が清まり、前向きな気持ちになれる気がする。

聖書の教え
 聖書には、私たちの悩みに答えるような言葉がたくさん書かれています。しかし、その言葉をただ読むだけでは、なかなか実感することはできません。大切なのは、その言葉を自分の心に響かせ、実践することです。
小さなことでも、実践することで、私たちの心は少しずつ変化していきます。そして、その変化が積み重なることで、私たちの人生はより豊かなものになっていくでしょう。

スウェーデンの友人は古い石の教会で育った、案内してもらいました。

※悩んだり、落ち込んだ時に歌っています。

讃美歌312番「いつくしみ深き」は、ヘブライ語聖書の詩編91篇を基に、1800年代初頭にイギリスの牧師、ウィリアム・クーパーによって作詞された讃美歌です。日本では、1881年にアメリカから伝来し、多くの教会で歌われ続けています。

この讃美歌は、全3節から構成されています。

1節
罪とが憂いを とり去りたもう。 われらの弱きを 知れて憐れむ。 祈りにこたえて 慰めたまわん。

この節では、神のいつくしみ深い愛が表現されています。神は、私たちの罪や過ちを赦し、弱さや悩みを憐れんでくださいます。また、私たちの祈りに応えて、慰めを与えてくださいます。

2節
悩みかなしみに 沈めるときも、 祈りにこたえて 労わりたまわん。

この節では、神のいつくしみ深い愛が、私たちの悩みや悲しみにも及んでいることが表現されています。神は、私たちが悩みや悲しみに沈んでいる時も、祈りに応えて、労わりを与えてくださいます。

3節
かわらぬ愛もて 導きたもう。 祈りにこたえて、労わりたまわん。

この節では、神のいつくしみ深い愛が、私たちの人生を導いてくださっていることが表現されています。神は、私たちを決して見捨てず、祈りに応えて、私たちを導いてくださいます。

この讃美歌は、私たちの罪や過ち、弱さや悩み、そして人生の苦難を、神のいつくしみ深い愛によって乗り越えるという、希望のメッセージを伝えています。

以下に、この讃美歌の各節の具体的な解釈をご紹介します。

1節
「罪とが憂いを とり去りたもう」

この部分は、神が私たちの罪と過ちを赦してくださることを表現しています。罪と過ちは、私たちの心の中に憂いをもたらすものです。しかし、神は私たちの罪と過ちを赦してくださり、私たちの心の憂いをとり去ってくださいます。

「われらの弱きを 知れて憐れむ」

この部分は、神が私たちの弱さを理解し、憐れんでくださることを表現しています。私たちは、誰でも弱さや欠点を持っています。しかし、神は私たちの弱さを理解し、憐れんでくださり、私たちを支えてくださいます。

「祈りにこたえて 慰めたまわん」

この部分は、神が私たちの祈りに応えて、慰めを与えてくださることを表現しています。私たちは、悩みや悲しみ、苦難の中にあるとき、神に祈ります。神は私たちの祈りに応えて、慰めを与えてくださり、私たちを立ち直らせてくださいます。

2節
「悩みかなしみに 沈めるときも」

この部分は、私たちが悩みや悲しみに沈んでいることを表現しています。私たちは、人生の中で、さまざまな悩みや悲しみに直面します。そのような時、私たちは心が沈み、立ち直れなくなることがあります。

「祈りにこたえて 労わりたまわん」

この部分は、神が私たちの悩みや悲しみに寄り添い、労わりを与えてくださることを表現しています。神は私たちの悩みや悲しみを理解し、私たちを励まし、支えてくださり、私たちが立ち直れるように導いてくださいます。

3節
「かわらぬ愛もて 導きたもう」

この部分は、神の愛がいつも私たちと共にあることを表現しています。神の愛は、決して変わらず、私たちを導いてくださいます。

「祈りにこたえて、労わりたまわん」

この部分は、神が私たちの祈りにいつも応え、私たちを労わりてくださることを表現しています。神は私たちの祈りに耳を傾け、私たちを支え、導いてくださいます。

この讃美歌は、私たちが神のいつくしみ深い愛によって、どのような困難にも立ち向かい、希望を持って生きていくことができるということを、力強く語りかけています。

Bard

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