見出し画像

Kasumi -Ravelryで初パターンリリース-

少し長くなってしまったので目次をつけてみました。


-3年くらい早いかな?-

2017年の春。
Ravelryでパターンをリリースするという話になったとき、私が最初に思ったことは、3年くらい早いような・・・? ということだった。
当時はまだテストニットの経験も少なく、Ravelryのプロジェクト数も50を超えたくらい。しかも小物が多く、ウェアはその中の1/4くらいの数である。
経験値的にまだまだなような・・・? と考えたとき、ふと思った。

-Ravelryにおけるデザイナーとは-

特に日本の編み物本を見ていると、技術的に網羅できている人がデザイナーであると感じる。
反面、Ravelryに登録した頃から、Ravelryでのインディペンデントデザイナー(独立系デザイナー)というものは、かなり画期的な仕組みなのかもしれないという思いもあった。
おそらく、海外の方々は日本のような資格を持っていない方も多く、もちろん中には洋裁や編み物を学校で習った方も多いと思うけれど、独学の方も多い印象で、自分も独学の方々と立ち位置は同じと考えられた。

私の場合、このとき一作目のパターンとして作ることができると思ったものは、まっすぐ編みのストールだけれど。
一歩ずつ階段をのぼるようにして、盛り込む技法を増やしていくというやり方もあるのだろうか。
それは自分的にも広がりがあって面白く取り組んでいけるかもなあ、と思ったとき、パターン作りに前向きな気持ちが湧いてきた。

-パターンを有料化するにはPaypal登録も必要-

当時、Ravelryでデザイナーデビューする方々を見ていて、最初はフリーパターンという無料のパターンからはじめる方が多いという印象を受けていた。
加えて、Ravelryは主にPaypalを使って決済する仕組みとなっているが、Paypalの方にもビジネス用の登録をして、Ravelry側とリンクさせることで、決済がつながるのだろうな、という予測もあった。調べてみると、2017年当時はまだ、仮登録した後にはがきが届いて本登録、という感じで、すぐには登録が完了しないようだった。(その後、最近は簡略化されたのか、1-2日で可能というお話を聞いたことがあります。)
そんな流れで、一作目のKasumiはフリーパターンとしてリリースし、二作目のパターンを作ってテストニットをお願いしている間に、Paypalの登録にゆっくり取り組むことにしようという結論に至った。

-Officeソフトに泣かされる-

さて、最初のサンプルも編み上がり、次は手書きで書いているパターンの入力である。
それまでにRavelryで好きなデザイナーさんたちのパターンをダウンロードした際、それがpdfファイルになっていることは見知っていた。
まず文章パターンをwordで作成、チャートはエクセルで作ってコピー&ペースト、写真も貼りつけて、その後ファイルを保存する際、pdfにも変換して別途保存し、パターンを作成していく。
もともとエクセルが苦手だったこともあり、OL時代に購入していたワードとエクセルのポケットマニュアルが大変役に立ったことをここに記しておきます・・・。

エクセル本が定位置になかったので(家族が持って行ってるのかな?)使っていないパワーポイント本も写っていますが・・・今はこのミニマニュアルは廃刊らしく、過去の私グッジョブであった。

-テストニットを依頼する-

次はテストニッターさんの依頼である。
Ravelryに登録して2年、インスタグラムをはじめて1年と少し、その頃には、一緒のKalに参加して知り合ったり、インスタグラムでよくお話させていただいているニッターさんたちが結構いらっしゃり、その方々にお話して快諾いただき、期間を3-4週間ほど設けて、そうそうたるメンバーでのテストニットが始まった。
パターンの内容チェックをえりさんにお願いし、パターン作成前から後押ししてもらったこともあり、後にリリースの際、パターンページのNotesにSpecial thanksと書くことにした。
そして、最初にマラブリゴレースのことで盛り上がったくすみさんにもテストに参加していただいた。くすみさんはスヌードが好きとお聞きして、編み始めと編み終わり部分をつなげてロングカウルにアレンジしてもらったことも良い思い出です♬

-英語力の壁・・・テスターさんたちに感謝の日々-

いやはや、そのKasumiの時、そして二作目のショール・Pastoralのテストニット時のぼろぼろさと言ったら・・・最初の頃は、特に英語の語順や、こういう編み方の場合はこう書く、という英文について、読みながら編み方を推測して編むことは割とできるのだが、英作文はできないという状態で(要はわかっているようでわかっておらず・・・)今でも毎回思うことなのですが、テスターの皆さまには本当にお世話になっています。いつも本当にありがとうございます・・・! という気持ちでいます。

そうして、4月も20日を過ぎた頃。
無事、RavelryでフリーパターンのKasumiをリリースすることができたのだった。

こちらがKasumi。当時、晴れた日の朝、ものすごく真剣に撮ったなつかしい一枚。
Kasumiは今もRavelryでフリーパターンとしています☆

***
When I started talking with Eri about releasing patterns on Ravelry, my first thought was that it was still, three years too early...? 
At the time, I still had little experience with test knitting and the number of projects on Ravelry was just over 50. And wear was about 1/4 of that number. It seemed that I was not yet experienced enough...? When I thought about this, it occurred to me.

What I think I can make now is a straight knitted stole, though. I wondered if there was a way to increase the number of techniques to be incorporated one by one, like climbing a staircase one step at a time. I thought that this might be an interesting way to expand my work, and I began to feel more positive about pattern-making.

At the time, I saw several people making their debut as designers on Ravelry, and I had the impression that many of them started with free pattern. In addition, Ravelry is primarily a Paypal payment system in Japan, but I also needed to register my business with Paypal.

In those reasons, I concluded that we would release the first Kasumi as a free pattern and slowly work on the Paypal registration while we made the second pattern and asked for test knits.

Now that the first sample was knitted, the next step was to create the pattern. By then, when I had downloaded patterns from various designers on Ravelry, I knew that they were pdf files. First, I created a text pattern in word file, made a chart in Excel and pasted it , then when I saved the word file, I converted it to pdf as well and saved it separately to create the pattern. I should note here that I was not good at Excel to begin with, and the pocket manuals for word and excel that I had purchased when I was an office worker were very useful!

Next I had to ask the request for test knitters: after two years on Ravelry and a little over a year on Instagram, there were quite a few knitters who I had met through participating in Kal together or who I often talked with on Instagram, so I asked to them and they kindly agreed to do the test knit. We had a 3-4 week period during which we started test-knitting with a group of people who were all very well-knit. First of all, Ms Kusumi, who was excited about the Malabrigo race, also took part in the test.

I remember how I felt when I test-knitted my second shawl, Pastoral... In the beginning, I could do the reading but not the writing, especially in terms of English word order and how to write English sentences for this kind of knitting (in short, I seemed to know what I was doing but I didn't understand it...).
I still think about it every time, but I am really grateful to all the testers. Thank you so much for everything..! I feel that I am very grateful to all of you.

And so, when 20 days had passed in April. We were able to release Kasumi, a free pattern, on Ravelry.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?