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チームと陰影

最近ハマっている絵。

ハマっているとは言わないか。
ゆる〜り書き続けて、4年が経った。
(え、嘘…その割には下手すぎる…と今思う。)

最初は暇つぶしにふと書き始めて、
楽しくて楽しくてたくさん描いてたら、
いつの間にか上達していた。

ペンで線画しか書いていなかったので
いろんな種類の絵を描きたいし知りたいし
何より絵にしっかりと時間を使いたかったから
絵の教室に通うことにした。

そして半年ちょっと、絵を描きに通っている。
そんな中で、一番印象深かったことがある。

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最初はデッサンをした。
鉛筆を使って白黒のみで物を描写するのだ。
その時に、まぁ普通に分かると思うけど
陰影(影や暗い部分)を鉛筆で黒く塗る。

先生が「同じ方向で塗るんじゃなくて、360度から塗るように。」
要は、斜めにずっと塗り潰していくんじゃなくて、
鉛筆の方向を変えながら塗っていくということだった。

私の最初の感想。
”え、めんどくさっ。
なんでそんなことしなきゃいけないの?”

まぁとにかく言われた通りにやってみよう、ということで、
線をたくさんの方向から書いていった。

最初はいろんな線が浮いて見えちゃって、
まとまりなんか、あったもんじゃない。
それが何枚も描くうちに、コツを掴んだ。

その陰影を描くプロセスがなんと、
問題を抱えたチームのそれと似ていた。
どういうことか。

まず線を1本描くと、もちろん浮く。
次にその線に沿って何本も描くと、まとまりになる。
線がまとまっているけど、方向が見えちゃう。
そして色々な方向から線のまとまりを描くと、
ものすごくまとまった繊細な1つの影ができる。

この陰影を描くプロセスを、
問題を抱えたチームに置き換えてみる。

まず問題を抱えている人が1人いる。
その人に寄り添う仲間がいる。
支えられているけど、それだけでは問題解決にならない。
そして色々な方向から人が意見をくれ、
みんなで1つになり問題を解決する。

ど・う・で・す・か!!!?

絵を描きながら、この共通点が繋がった時に
あぁなんて物事は深いんだろうなぁと
一人で感動してしまいました。笑

おしまいおしまい。

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