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2014.9.24 エロチカジャポネスクvol.10@青山アトランティス

全ての画像は、こちらのマガジンに纏められています。

https://note.mu/megurimawaru/m/m818050f1deea

出演者さんの詳細はこちらから。

https://m.facebook.com/events/1490888544461134/

日本のエロスに拘ったイベント。

珠玉のパフォーマンス、ここにしかないコラボレーションを

おしゃれな青山で

ジェットコースターの様に愉しむことができます。

もう何回目になるのだろう。遊びに伺うようになって。

それまでずっといろいろと内に秘めるばかりで悶々していた笑

私のエロチシズムへの欲求を表に出していただいた、

沢山の表現者に出会わせていただいた、沢山のイベントに行くとっかかりを作ってくださった、

私の全ての入口であるイベントの10回目。

オーガナイザーの、なおさんに、改めて深く感謝。


★読経剃髪

https://note.mu/megurimawaru/n/n113c45e431e2?magazine_key=m818050f1deea

出家人 湯浅ちひろさん 

読経 静慈彰さん 

理髪師 浜☆劇あつしさん


真言宗の、本物の、出家の儀式でした。

香の煙がくゆる厳かな空気の中で読経と儀式が進むうちに、

うっかりトランス状態に入りそうになる。

長い髪が切られ、剃刀で少しづつ肌が露わになるにつれ

煩悩、欲を断ち切るための剃髪の筈なのに、私は濃厚なエロチシズムを感じていました。

鋏を持つものに委ねるしかない、自分でも見ることのない部分を晒すしかない。長い髪の毛という女の業を断ち切っている最中に、また女が匂ってきました。

でも、覗いている私は、そんなこと、ゆめゆめ思っちゃいけない。


★ポールダンス

https://note.mu/megurimawaru/n/nd22917e508fa?magazine_key=m818050f1deea

REIKOさんとmayumiさんによる、

日本トップレベルのアゲアゲなポールダンス。

前回まではステージから離れたバーカウンターの上でのパフォーマンスだったので、

ステージかぶりつきで観る私からは少し遠かったのですが

今回はステージにポールが立った!

…大迫力でした。

人間の身体の曲線、筋肉の筋の美しさ

ダイナミックで能動的なセクシーさを、存分に堪能しました。


★体験緊縛

エロチカでは、客席から、緊縛の体験希望者を募ります。

勿論人数制限はあり、基本的には撮影NGです。

私も以前のエロチカで、運良く縛っていただきました。

それがほぼはじめての緊縛だった為、

有末先生の縄を受ける感激と嬉しさが爆発してしまって、終始笑ってしまい

…縄に抱きしめられるというのは、父性愛のように、想像以上に暖かくでっかいものなんだ!と思いました。

…そして、すっかり、私の人生変わりました。笑。

前回、リーマン緊縛が大人気。今回も男子で、私大喜び♪

椅子の背を手前にして跨り、脚を座面にあげた緊縛。

前回より縛りレベル(耐えるべきレベル)があがっている。明らかに顔も恍惚。イイ!

そして、今回は映画「おやじ男優Z」広報のZパンダちゃんもお縛り。

https://note.mu/megurimawaru/n/n2aa3f1fbcdcb?magazine_key=m818050f1deea

実はZパンダちゃんは昼サロン、ニコ生(有末剛のお縛りセラピー。次回放送10.16 http://live.nicovideo.jp/gate/lv194278014  )に続いて3回目の緊縛。亀甲→顔縛りと続き、そろそろZパンダちゃんも縄が癖になってくる頃笑。

…なんだけど、人間に比べてなんだか縄の数が少ないような気がするんですが、先生。笑。

Zパンダちゃんは、いつ逢っても、全力投球。大好きです。


★アイハラミホさんのダンス

https://note.mu/megurimawaru/n/n4e2f25857989?magazine_key=m818050f1deea

今回の司会は、二回目。

アイハラミホさんのパフォーマンス。

端々から、ハッピーオーラが出てます。可愛さ爆発、パワー直球です!

どんどん服を脱ぎ脱ぎして、お客さんを盛り上げるのですが!

決めポーズと曲の全部がツボにはまり過ぎて困る。

まちぶせ、艶姿なみだ娘、(あと一曲なんだっけ)、そして、かもめが飛んだ日。

♪はあばあらいとが〜

…ああ大好き昭和歌謡。ああ唄っちゃう、踊っちゃう。


★ベリーダンス

https://note.mu/megurimawaru/n/n6daa49dee080?magazine_key=m818050f1deea

ベリーダンス自体は何回か拝見したことがありましたが

今回のGAYAさんは

普段観るものと一味違いました。 踊り自体も、音楽も。

ジャズダンスに近い動きがあったり。

トライバルフュージョンスタイルというそうです。

日本刀を小道具になさったショーは

ぬめりのある女っぽさというよりは

力強い、コケティッシュな、不思議なセクシーさを感じました。

黒とシャンパンゴールドの衣装も、パールのマスクも、コーヒー色の肌も、個性的で可愛かったなあ!

もう一度拝見したいです。


★フラフープ

https://note.mu/megurimawaru/n/n81ea3ee7ca50?magazine_key=m818050f1deea

いつも格好良さで圧倒してくださるAYUMIさん。

今回レアです!

ゼンタイ(全身タイツ)のスパイダーマン姿で登場。

恨み節にあわせて地面を拳でたたきながら泣く表現。

そしてスパイダーマンの中からショッカー→ふなっしー!

と。フープを回しながら早着替えをするときに、助手のくまモンちゃんを後ろ手に呼ぶAYUMIさんと、

甲斐甲斐しくファスナーを下ろすくまモンちゃんが正座で待機する姿が気になって、おかしくておかしくて。

そして恨み節の次に、デーモン小暮閣下の「魅せられて」が流れてきて、私の中の何かが弾けました笑。…最高です。

ニップレスとショーツだけになってフープを操るAYUMIさんは

やっぱり凛として、堂々。 


★和太鼓、鞭パフォーマンスのコラボ

https://note.mu/megurimawaru/n/nf7a7f763270a?magazine_key=m818050f1deea


いろんな意味で笑子宮を直撃する和太鼓の古立ケンジさん、

空を舞う鞭が身体の一部になってしまっているウイップクラッキング Naomiさんのコラボレーションもまた、今回愉しいものでした。

ケンジさんは片肌脱いで、お祭りマンボにあわせていなせに太鼓を叩く。

Naomiさんの鞭が危険なので離れて座っていましたが、踊りたくてうずうずしながら、わっしょいしょい♪

伊勢佐木町ブルースにあわせて、Naomiさんの鞭がステージの隅々まで席巻、派手に鳴る。きっもちいいー!

縄の動きが激しくて、それにやっぱり一緒にうたっていて、写真が疎かになりました笑。

早着替えしたお二人は男子学生と助教師姿で、学園天国。

キュート!

我慢できずに立ち上がって踊る。


★体験緊縛2

吊りありの緊縛。

お誕生日の人妻さんが、宙を舞いました!


★ゼンタイダンス、荘厳緊縛

ゼンタイS.K.Yさんと、緊縛の有末剛先生、劇団再生さんのコラボレーション。演出は高木尋士さん。


黒いゼンタイ、緋色の襦袢に狐の面を頭に乗せた二体が舞をみせる。

性別はわからない、ヒトかどうかもわからない。

暗転、小さな懐中電灯をともし光を床に置きながら、白塗りの女が舞台の角に立つ。

一点を見据え、延々と、激しく、寺山修司の詩を繰り返し唱え、叫ぶ。

マッチを灯して威嚇するような男の誘導で、赤いゼンタイが登場。

サロペット姿の女の背中には無数の赤い糸が繋げられており、後ろで別の男が操っているようだ。

闇の中。

視覚は、マッチと懐中電灯が照らしている小さな円にだけ集中している。

我々は、覗いている。

聴覚は詩を叫び続ける声と、圧迫感のある荘厳な曲に支配されていて、舞台に立つ人間のやりとりを感じ取ることが出来なくなっている。

そのうち、私は人間が人間に見えなくなる。

照らされ、消える間

スベスベした緋色や、ヌメヌメした黒の質感と

人間の表情だけが、

瞬間的に、

灯りの中にユラユラとしている。光に照らされ急に迫ってくる。


さらに男が登場。

麻縄で、赤いゼンタイを、縛りあげていく。

肉体的な情報は皆無。人の形をした線と、赤。

男はただ、赤を、縛り拘束してゆく。

宙に浮き、更に雁字搦めになる赤。赤に手を伸ばしているらしい黒にも、縄がかかってゆく。

男の手の動き、表情は、こちらから殆ど窺い知ることは出来ない。

マッチの灯り、懐中電灯の光は

こちらが見たい知りたい欲求とは関係無く、

世界のほんの少しだけを切り取り、監理された光景のみを押し付けてくる様だ。

主体的に覗いているはずが、制限され抑圧されている。

演者によって、客は操られている。

客の存在によりまた、演者も操られているのかもしれない。

詩を叫ぶ女もいつしか、懐中電灯の強い光を、突き刺している。

女を操る糸が、縄と交錯し、

操ること操られること、

縛ること縛られること、

支配すること、されること、

主体と客体が混ぜんとして入れ替わり、

混沌としながらもひとつの大きな物が動き、分かれ、また一つになり、

私は混乱しながら、そんな光景を目の当たりにしている。


…そんな、パフォーマンスでした。

とにかくも、圧倒されて、

最初からデコルテのあたりに縄がかかっているみたいに呼吸を忘れて、

制限された五感を使って見えないものを見ようとして、

親指だけ自動的にシャッター押してました笑。

まず感じたのが、

操られたい。されるがままになりたい。

そして、同じ様に操りたい…。ってこと。



剃髪の時にも思った。

見てはいけないものを見てしまう。

隠すべき所に実は一番心を砕いている。

エロチシズムを感じている事を悟られてはいけないのに、余計に感じてしまう。

もしかしなくても実は、

その「秘密」は、共有されているのだ。

見る者、見られる者、感じる者、悟る者。

もっといえば責める者、凌辱される者、愛撫する者、受け入れる者、デコとボコ。

入れ替わり、また戻り、境界がなくなり、また境界が現れ、おわり、はじまり、生き死にを繰り返す。

複雑に形を変える関わりは、諸行無常。

それが、私の大好きな、最高にいやらしい、日本のエロス。

なんじゃないか?


https://note.mu/megurimawaru/n/n11ac76892886?magazine_key=m818050f1deea


★物販

https://note.mu/megurimawaru/n/n496a6c09fc07?magazine_key=m818050f1deea

絵葉書屋長崎堂さんの、新作「男子緊縛栞」と、エチゼンヤさんの手拭いが、今回のお目当てでした。

缶バッヂのおまけカードをコンプリートしたいくらい、迷いました。

生活をじわじわとエロく演出し、そして性癖をうっすらカミングアウトするグッズが、増え続けています笑。


今回も、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

隠れテーマが昭和だったのかな?というくらい、懐かしいモチーフが沢山出てきて、いつもと違う愉しさがありました。

次回12.26

http://cafe-atlantis.com/event/410.html

(e+予約は行なっていない様です!)

初登場の刃喰いさん、

若林美保さんと古立ケンジさんの再度のコラボ

そして、結髪緊縛…

個人的に、特にとても楽しみにしています。













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