ノマド・リーディング (3) 歩きながら、考えること


長時間通勤をはじめて次に読んでいたのは、久しぶりの再読になるジョーゼフ・キャンベルの「千の顔をもつ英雄」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫の新訳版)でした。

スター・ウォーズの監督、ジョージ・ルーカスにインスピレーションを与えたことで有名な本書ですが、ミルチア・エリアーデの「シャーマニズム」や「聖と俗」、フレイザーの「金枝篇」といった本とも読み比べると、映画に現れる表象はむしろその一部分とした、社会と個人の相克や個人の運命や死を世界の中でどう位置づけるかといったテーマが浮かび上がってきて好奇心を常に刺激します。

しかもこれらの本は膨大な文献を引用しながら書かれていますので、初読の際には読んでいなかった本をあらためて読んでからもう一度読むと内容が深まったり、ここはあやしいのではないかという場所が浮かんできたりと、著者との知的なキャッチボールを楽しむことができます。

今回はそうした、「歩きながら考えを深める」ことについてご紹介したいと思います。

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ほりまさたけ

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