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シェアハウスで暮らし始めました

一人暮らし、半同棲、そして実家に戻り、転勤。
5月に大阪にきた。

突然の異動だったから初期費用を出せるような貯金もない。
偶然会社から全額出してもらえることになったから、
職場まで通える距離で、安い物件を探した。

期間もわからないから、マンスリーとかが選択肢に入るのだけれど、
なんだかしっくり来なかった。
東京にいれば、家と職場と友達がいるから、ストレス発散の方法はいろいろあるけれど、ここではストレスの発散の場所は家しかない。
だからこそ、職場以外に人と繋がれる場所が欲しかった。

そんな理由で以前から興味はあったシェアハウスについて調べてみた。
大きいリビングとキッチンがあって、個室がある形。
友達とシェアハウスやルームシェアをするのではなく、
「個」が集まり生活をしている場所。
はじめまして、から始まるけれど、
おかえりといってらっしゃいがある場所。

なんだか良さそう。
安いし。
というのが私の第一印象。
自分が今まで友達になってこなかった人たちが集まっていそうだから、
これを機に暮らしてみよう。ダメだったらその時だ。
と思って、内覧申し込み。

急遽住まいを探していたので、オンラインで済ませてしまった。
それでも内覧担当してくれた人が本当にゆるくてよかった。
ハウスの中の様子をあらかじめ録画してあるものを見せてもらうのではなく(結婚式会場とか、賃貸とかでよくあるやつ)
携帯から中継してくれて紹介をしてくれた。
すでに住んでいる人たちが暮らしている様子も結構リアルに伝えてくれて、
なんだかほっこりした。

そんな感じで直感でここだと思って入居。
大阪に来てから入居まで、わずか一週間の出来事。

生活感あふれるシェアハウスだけど、
みんなが「今」を本気で生きて、「未来」を見据えている感じがして好き。
リビングで鉢合わせたら、今日はこんなことがあってね、とか
仕事どう?とか、もう入居した日からみんな真剣に私の話聞いてくれるし、
みんな私に真剣に話してくれる。
人にもみんな真剣。
個室にいるのもいいけれど、なんだかリビングに行きたくなっちゃう雰囲気。

居場所ってこういうところなのかもしれないなって思った。
手を差し伸べてくれるし、私も手を差し伸べたくなっちゃう場所。
ぐうたらするもよし、パソコンに向かうのもよし。
体動かしたくなったら誰か誘って散歩いっちゃう感じも好き。

家じゃないけど、私もこんな場所作りたいって思った。
ついつい行きたくなっちゃう場所。
そこでしか繋がれない人と繋がれる場所。
自分にも他人にもつい優しくなっちゃう場所。

ソフトにもハードにもそんな場所を実現するために
必要なポイントがあると思うから、それを発見するべく、
今日もシェアハウスを楽しもうと思う。

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