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徒然、マンガレビュー

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「推せねば...!」と使命感に駆られるくらい好きなマンガのレビューです。 あらすじや見所などを書いています。
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SFボーイ・ミーツ・ガール『宇宙検閲官』注目すべきは平凡なヒロイン!?彼女が強調す…

ボーイ・ミーツ・ガール。それは、少年と少女の出会いから始まり、様々な困難や運命に翻弄され…

『ラブひな』赤松健先生が語る、ラブコメの誕生と「週刊少年マガジン」におけるラブコ…

1959年創刊された、講談社による漫画雑誌「週刊少年マガジン」。昨年「ひよってるやついる?!…

「弥勒が見たいんだ」ーー私が六道闘争紀を読む理由

ーーなぜ、その漫画を読むのか?その答えは好きなジャンルのお話だから、好きな作家さんの漫画…

最終巻発売『adabana-徒花-』サスペンスの世界で真実は必ずしも人を救うわけではない

サスペンスの世界では真実こそ正義であり物語のゴール、読後を充実させてくれるもの。そう信じ…

『かぐや様は告らせたい』最新刊で描かれる、ニヒルな男・石上優の本気

今年の8月に実写映画の続編公開が決定した『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』…

みんながやつらの幸せを祈ってる『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』

もうすぐで2月が終わる。今月も沢山のマンガを読んだが、その中でも私はとある作品のキャラク…

「美味しい」を共有するグルメマンガ『おもたせしました。』

朝食、昼食、晩食、晩酌...。様々なシーンの「食」に寄り添ったマンガは数多くあれど「手土産」に特化したマンガは珍しいのではないだろうか。 そのマンガこそがうめ先生の『おもたせしました。』だ。仕事柄、取引先や知人など訪問が多い毎日を送る寅子。「自分が食べたいものを選ぶ!」を信条とする寅子は、訪問先へ向かう際には必ず実在する珠玉の名店グルメをテイクアウトして手土産として持っていくのだが、なんだかんだ一緒に食べてしまう...というグルメマンガである。 美味しいグルメをひとりでゆ

『サブスク彼女』エモい恋愛の真理に気付いた彼女たちの恋愛群像劇

この音楽エモい、この文章エモい、この風景エモい。「エモい」という言葉はここ数年の間にSNS…

このマンガがずるい!『SPY×FAMILY』ギャグも感動もバトルも全て詰まった最高傑作

集英社のマンガアプリ「ジャンプ+」で連載されている『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』とい…

今日もこの街のどこかで続く2人の日常『ライアー×ライアー』特別番外編11巻

先日、実写映画版が公開され大きな話題を読んでいる金田一蓮十郎先生の『ライアー×ライアー』…

『よつばと!』2年10ヶ月ぶりの新刊|普通を失ってしまった私たちの背中を押す"よつば…

小岩井よつば(5歳)と彼女を取り巻く周囲の人々との日常を描いた『よつばと!』。本日2月27日…

【アルライターコラボ】魅力的なチームワークとは"バランスが取れていること"

チームワークが魅力的なマンガを教えてください、と聞かれたら何と答えるだろうか? 正直具体…

『少女ショップ』奇妙な共同生活から見えた、知らないからこそ寄り添えるの法則

今月ピッコマで新しく連載がスタートしたWebtoon 『少女ショップ』。淡い色使い、そして可愛ら…

16年の時を経て戻ってきた『ドラゴン桜』時代が変われば勉強方法も変わる

2005年に放送されたドラマ『ドラゴン桜』を覚えているだろうか。 原作は同タイトルの三田紀房先生のマンガであり、落ちこぼれの生徒たちが東大合格を目指し、弁護士・桜木と彼が率いる個性豊かで効率的な勉強方法は社会現象を巻き起こした。 あれから16年後...。今年の春、なんと『ドラゴン桜』が戻ってくるのだ。原作は三田紀房先生の『ドラゴン桜2』で、ドラマ版のタイトルはそのまま『ドラゴン桜』となっている。 今回の一番の見どころは、16年前に東大合格を勝ち取った水野直美が今や弁護士