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国も注目する新プログラム! 経営学部からDX人材を育成する「DIGIT」とは?


日本社会で圧倒的に不足するDX人材

2022年11月に公開された「ChatGPT」は、瞬く間に大きな注目を集める存在となりました。AI技術数理・データサイエンスの知識は、これからの社会において、ますます重要性を増していきます。

多くの企業は「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を進めたいと感じていますが、その改革を担う「デジタル人材」が大幅に不足しているのが日本社会の現状です。

DX(デジタル・トランスフォーメーション):
企業が、ビッグデータなどのデータとAIやIoTを始めとするデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善していくだけでなく、製品やサービス、ビジネスモデルそのものを変革するとともに、組織、企業文化、風土をも改革し、競争上の優位性を確立すること。

NRI用語解説

『令和3年 情報通信白書』(総務省)によれば、日本・アメリカ・ドイツの3カ国を比較した時に、日本の人材不足が特に深刻であるとされています。

(9)デジタル・トランスフォーメーションにおける課題
デジタル・トランスフォーメーションを進める上での課題について尋ねた結果が図表1-2-4-22である。「人材不足」はいずれの国でも上位に来ているが、日本は特に多く、ダントツの1位となっている。他には「費用対効果が不明」、「資金不足」、「ICTなど技術的な知識不足」、「既存システムとの関係性」といったあたりが上位となっている。

総務省『令和3年 情報通信白書』デジタル・トランスフォーメーションにおける課題

社会的には必要とされているのに、圧倒的に供給が不足している人材。
それが「デジタル人材」だと言えるでしょう。


「デジタル経営人材開発トラック:DIGIT」を立ち上げ

こうした時代背景を受けて、明治大学経営学部では2024年度から「デジタル経営人材開発トラック(Digital Insights for Growth and Innovation Track)」を立ち上げます。
略称は「DIGIT(ディジット)」です。

経営学を学びながら、同時に「AI」や「数理データサイエンス」について、基礎からしっかりと学んでいくカリキュラムです。

内容についていけるか不安を感じるかもしれませんが、段階的に学習していくのでご安心ください。
必要な単位を修得した学生には修了証が発行されます。

DIGITの全体像(イメージ)

なお、データサイエンスやAIの基礎を学べるプログラムは、文理問わず全学生を対象に開講されていますが、DIGITでは、その知識をベースにしつつ、経営に関わる実践的な「演習」が多数用意されます。


なぜ、文系なのに「デジタル」や「データサインエンス」の知識が必要なの?

「デジタル経営人材」の人物像

「文系」の経営学部なのに、なぜ「デジタル」や「データサイエンス」の知識が必要なのでしょうか?

インターネット・IoT・AIなどの技術革新によって、社会・経済のデジタル化が進展しています。これからの経営においては、そうした動きに的確に対応し、より良い戦略・製品サービス、政策を立案する必要があります。

明治大学経営学部では、次のような能力を持つ人材を「デジタル経営人材」と定義しました。

(1)経営課題を認識・選定する能力
(2)データ資源・数理・AI等のデジタル技術を活かしたプロセス・製品・事業を革新する能力
(3)データサイエンス・AI等を活用しデータを分析する能力
(4)経営に関する理論・知識を理解し、応用する能力
(5)課題解決に向けて、ステークホルダー(経営層、データサイエンティスト、顧客やパートナー、地域社会)と連携・調整する能力

皆さんも、明治大学の経営学部で学び、これからの時代に必要な能力を身に着けた「デジタル経営人材」を目指してみませんか?


ちなみに、政府の協議会でも注目されています

おまけです。
DIGITは、経産省・文科省が所管する「デジタル人材育成推進協議会」においても、事例として取り上げられています。

※「資料2」の12ページ目に掲載されています。

政府は、デジタルの力で社会課題を解決し、住みよい社会をつくっていくことを目指す「デジタル田園都市国家構想」を掲げています。

この構想を実現していくために、人々が身につけるべきスキルとして「デジタルスキル標準(DSS)」という考え方が示されており、DIGITのカリキュラムでも参考にしています。


詳細・お問い合わせ

◎デジタル経営人材開発トラック(DIGIT)の詳細

◎お問い合わせ:
 経営学部事務室
 keiei@mics.meiji.ac.jp

明治大学経営学部について知りたい方向け特設サイト
 Step into Meiji University / 経営学部



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