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Q. プログラミングに向き不向きはあるか?

自分に対して答えのない質問をぶつけることで、自分の価値観を洗い出す取り組みをやってみようと思います。

今回は「プログラミングに向き不向きはあるか?」です。

もし僕が誰かに「プログラミングに向き不向きはあるか?」と訊かれたらどう回答するかな〜という妄想のような思考実験をしてみます。ご笑覧ください。

A. 向き不向きはあるが、濃淡がある

さっそくですが僕の回答は見出しのとおりです。

ほとんどの事象において「人はAかBのどちらの傾向にあるか?」といった二元論な問いは「AからBまでグラデーションのなかに分類される」という趣旨の回答にいきつくのがベターだと思っています。これは別の記事でも書こうと思いますが、二元論な問いって前提条件をスキップしているなど欠点が多いです。ネットで炎上している議題はだいたい無理やり二元論にしているパターンかなと思っています。

今回の質問においては、プログラミングが全然向いていない人もいれば、ちょっと向いている人もいれば、そこそこ向いている人もいれば、とてつもなく向いている人もいる、という感じです。

じゃあどういった条件でグラデーションの濃淡が決まるのか。これについては考え始めるときりがないですし、正解はないと思います。

全く向いていない人

雑に言えば、数字を見るとアレルギー反応を起こすようなタイプの方は全く向いていないと思いますが、そのレベルでさえ上回っていればプログラミングにチャレンジすること自体は造作も無いことだと思います。

なぜなら、プログラミングは一般に、誰でも扱えるように発展していく技術だからです。数学の公式のようなものです。そうでなければここまで身の回りがITだらけになっているわけがありません。

最も向いている人

そこから考えを深めると、最もプログラミングに向いている人たちは、「誰でも扱えるように発展させていく」人たちだと僕は思います。ただ自分がプログラミングをするだけではなくて、プログラミングそのものを発展させてより便利にしていこうというところに思考のベクトルが向く人が最も向いていると思います。

プログラミングそのものを進化させていくことが、好きなプログラミングを一生続けていける可能性を高めるわけですから、生物学的に考えても最も妥当な選択を自然に行える志向性の人たちというわけですね。

僕は?

僕自身は多分全人口で言うと、中の上くらいの位置には居る程度にプログラミングに向いていると思います。

多少は自分が書いたソースコードをオープンソースにして公開し、技術の発展に貢献しようという気概も実績もあります。もちろんPHP言語そのものの開発であったり、ブラウザそのものを開発する方々には遠く及びませんが。

向いていない要素で言うと、脳みそをフル回転できる時間にけっこう限度があることです。よく徹夜でコードを書いても苦にならない人がいますが、僕はこれまで徹夜でコードを書いたことは数える程度しかありません。

なのでグラデーションの中の上くらいにいるかなーという感じです。

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今回の思考実験はこれくらいにしておきます。また気が向いたらやってみます!

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