沖メイ MEI OKI

音楽家・クリエイター ZA FEEDO(活動休止中)のヴォーカル、作詞、作曲、アートワ…

沖メイ MEI OKI

音楽家・クリエイター ZA FEEDO(活動休止中)のヴォーカル、作詞、作曲、アートワーク担当。2020年からソロ活動を始めました。 https://linktr.ee/meioki

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  • 歌詞

    過去に書いた、歌詞のまとめ、解説です。

最近の記事

今日は手元にPCがなかった。

言葉について考えることがしばしばある。 このノートの第1回目も、そこから始まっている。 制作に取り掛かろうとするとき、歌詞を書くとき、 自分の中に感じる感覚や見出したい少し先の未来(明日とか1年後とか、それくらいの)を 言葉にしようとするとき。 具現化するという作業は、人に見せたり伝えたいしたいという思いや、後から自分で見返したりすることを念頭におくと、少しくらいは整理整頓をされてなければならない気がして、考え過ぎてしまったりする。 それで具現化を諦めてしまったりすることも

    • 土着的ということ

      私は土着的な文化に惹かれる。 言葉によって伝承される食事や歴史、 動きによって伝承される土地ごとの踊りや仕草。 特に踊りは言葉でなく、言葉でなく動きとして伝わっているだけに、先人たちがその肉体を通して伝えていったものだとダイレクトに感じることができ、とても生々しく感じる。 踊りの種類にも色々あるが、大抵は五穀豊穣や 土地の神への捧げもの、そして霊への鎮魂歌みたいな結構スピリチュアルなテーマが多いように思う。 土着的なものとしては、食事もそうだと思う。 地方の名産物や素

      • だとしたら

        「だとしたら」 ↑こちらがミュージックビデオ ずっと考えてはいたんだ この目に映る雲の形や色は一つではないはずだ 今度こそ清々しくありのまま1日を過ごしたい 来るべき明日も当然なんて言わずに過ごしたいのだもの ふと気づいた時にはもう大人で 剥き出しの肌隠し間違えるのが怖くなっていたんだね 言葉が口をついて出ぬように 脱ぎ捨てた気持ちにカタをつけて来たの ドキドキするのはほどほどにして守っていたんだ 突き刺さる視線気のせいだったんだね シーズン ここは加速する東京、皆

        • ここから

          Halfway, Halfway, Halfway for now, 昨日言ったね、 「渡り鳥は今日も明日も目指す。目的地へひたすら 風を読み取り、乗りこなしながら時には向かい風受け取って羽ばたく。 陽の光を浴びて、イメージした通りに」 息止まるほど、夢中になっている そう、まだ途中 誰かはまだ途中で、僕らもまだ途中だ コンビニエンス道の駅、遠くに光るランドマークでも 満月が欠けていっても、一人でそっと泣く夜も 君が燃やす思い出は、他の誰も奪えないよ (まだ、ここから始

        今日は手元にPCがなかった。

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          3本

        記事

          ルーティン

          かつての昼間 音はないけれど かつての昼間 風景はあるんだ かつての昼間 風はないけれど かつての昼の 色はあるんだ かつての地図はたどり着いたか? 颯爽と歩こう 恐れないで 昨夜思い出していたんだ、 ちゃんとしたマナー、敬語も話せない。 なんだって僕らはダメなのかなんて思っていたんだ。 最上階がいいと思った 映画みたいなストーリーだね かつての地図は辿りついたから 颯爽と歩く 恐れないで 当たり前と言わないで、何度も驚いていたい NEW DAY NEW CASE

          ルーティン

          はじめて。そして、言葉。

          こんにちは。沖メイと申します。 日本で作詞作曲、パフォーマンスをしたりしています。 TOPの画像は私の相棒である愛猫、チロです。 よろしくです。 なんだか無性に気の向くままに、 文字数とか新鮮度にも縛られずに、 文を書きたくなったので、書いてみます。 最近、制作期間中というのも手伝って、 改めて言葉というものについて沢山考えている。 谷川俊太郎さんの詩で「言葉は言葉に生まれたくなかった」と綴られたものがある。 個の中でゆらめく思いを言葉にすると、その形はたちまち飛散し

          はじめて。そして、言葉。