はじめまして @meiouseiOです。
普段はPTCGOをやっていまして、一時期は世界30位くらいまで行ってました。
リアルイベントには出たことなかったんですが、CL東京2020にサイドイベントだけ参加してきました。
本戦の優勝はメルメタルで、カードパワーが高いと思わない&レシリザに対してしんどいので正直意外でしたが、上位には三神やレシリザが多く食い込んでいて、基本はこのあたりを中心に回っていくのかなと思っています。
僕なりに環境読んで、いわゆる三神ケルディオを調整したやつを持ち込んだんですが、サイドイベ全勝で手応えあったので公開することにしました。
採用理由とか詳しく書きますので、参考にしてもらえればと思います・・・！

採用理由

■アルセウス＆ディアルガ＆パルキアGX：2
非GX主体のデッキに対してオルタージェネシスを打って有利に振る舞うため。ただし、レシリザはじめ正面に出てほしくないマッチアップも多く、2に落ち着きました。
アルティメットレイの打点150は絶妙な数字で、150+30(オルタージェネシス)+30(ハチマキ)=210でゾロアークGXやルガルガンGXなどの1進化GXが落とせます。
カラマネロやドリュウズなどの非GXアタッカーを見たら即オルタージェネシスしてます。

■ケルディオGX：3
よくわからんGX系統に出会ったとき、とりあえずうねりケルディオする戦略を取って様子を見ます。かくごのつるぎGXが普通に強いので、オルタージェネシスするタイミング逃したときは狙いに行きます。
ソニックエッジは110と打点頼りないですが、110+30(オルタージェネシス)+30(ハチマキ)=170でカプ・テテフGXやデデンネGX、そしてミラーでケルディオGXが落とせます。
きぜつし得るので3枚にしてます。2枚にしてアタッカー散らすのもアリだと思います。カメックス&ポッチャマGX、ユキメノコ、メガミミロップ&プリンGXあたりが候補でしょうか。

■ビクティニ：4
エネルギー加速のために採用。ポケモンのわざで加速するという選択をしたのは、最初のポケモンセットの時にいてくれるとサーチする必要なく最高の動きができるから、という理由でした。最初のポケモンセットで出てほしいので4枚入れてます。
エネ加速といえば例えば他にも、アクアパッチやNの覚悟などがあると思いますが、サポートはまだしもサーチ手段の乏しいグッズが初手の手札にある確率は低く、かつベンチポケモンの加速しかできないので動きが制限されます。
一方で、ビクティニのわざによる加速は、ビクティニがスケープゴート的な役割を果たしつつ高確率でエネ加速ができるので気に入っています。
ただし、レインボーエネルギーを貼る必要があるところがしんどいところです・・・グズマ&ハラが出たことでだいぶ現実的にはなっていますが、安定化させるためにタッグコールやジラーチも投入しています。
ひかるミュウを採用していないのは、HPが低すぎてフェローチェ&マッシブーンGXに瞬殺されたからです。

■ジラーチ：2
安定させるために採用しました。カプ・テテフGXではないのは、欲しいのがほぼグッズだからです。サポートもグッズをサーチするカードに寄ってます。

■キリンリキ：1
ミュウミュウのゲッコウガGXコピーに対抗するために採用しました。エネ破壊も考えましたが、水エネが複数入っていたりレインボーエネが入っていたりバリエーションあるので、ゲッコウガGXをロスト送りする方が効率的だと思いました。
後述しますが、トキワの森をさせないために混沌のうねりも入れているので、ミュウミュウ対策は厚めにしているつもりです。
ただし、ゲッコウガを捨てたターンは完全に無防備になる・・・

■タッグコール：3
これを軸に構築されています。これ一枚でかなりのパターンにアクセスできます。
単純にベンチが埋まってない時にアルセウスディアルガパルキアGXを持ってくる、グズマ&ハラから特殊エネサーチしてビクティニに貼る、トラッシュ無しでうねり持ってきてケルディオで攻める・・・などなど。
4枚だと後半何もサーチできなくて何やってるのかわからない時があったんで3枚にしてます。ここは好みもありますかね。

■ネストボール：4
たねしかいない構築なのでハイパーボールのほぼ上位互換です。ジラーチを優先的に持ってくることが多いです。アルティメットレイがベンチ必須なので4枚絶対必要です。アルティメットレイのタイミングでベンチが空なのしんどすぎるんで、プレシャスボールも入れてもいいかな・・・と少し悩みました。

■ポケモンいれかえ：2、あなぬけのヒモ：1
もともと三神はバトル場のポケモンを頻繁に入れ替えたい需要があり、初手でビクティニが出てくれないと回らない、先2でオルタージェネシスを何より先に打ちたい、などの需要に応えるために2, 3枚採用されがちなのかなと思います。
今回の構築では、特にジラーチを入れているので安定して運用できます。優先順位は高いと思いますが、合計3枚で落ち着きました。4でもいいかも。
あなぬけは、エネはられてないレシリザやミュウミュウが出てきてしまう、サイド枚数をずらされるなどの裏目がありますが、こっちが負けているときに頼れたりするので1枚だけ入れてます。

■リセットスタンプ：2
手札が30枚くらいになったゾロアーク系統に打つと最高に気持ちいいです。
勝ち筋を作ることができるカードで、相手がハイパーボールでトラッシュしたカード（あともちろん手札に加えたカード）から手札を予測して、サイド枚数が多くても使ってきます。テクいことができるので単純に気に入っている1枚です。

■こだわりハチマキ：2
前述の通り、打点コントロールが重要なデッキなので採用。3枚入れている構築も見かけますが、2枚でまぁ正解かと思っています。

■エスケープボード：2
基本的にジラーチ専用。キリンリキが出てしまった時にも使いますし、たまにケルディオGXに貼ることもあります。
クズマ&ハラから取ってきがちです。

■ねがいのバトン：1
オルタージェネシス後アルセウス&ディアルガ&パルキアGXが落とされてしまうケースがよくあり、そのケアのために入れています。
グズマ&ハラでサーチできる選択肢として、欲しいときに1持ってこれたらさすがに強いのでは、と思ったのも大きいです。
ただし、そもそも落とされてはいけないし、落とされそうならエネルギー貼らないし、ビクティニのわざで再度加速できるしでプレイングでカバーできる部分も大きく、いらなかったかなと思ってます。

■グズマ&ハラ：2
スタジアムと特殊エネとどうぐをサーチできる、シンプルに強いカードです。このデッキを組もうと思ったのも、これをうまく使いたいと思ったからです。
スタジアムはうねり、特殊エネはレインボー1択ですが、どうぐは3択あり、状況によって持ってくるカードが変わってくるように少なく広く入れています。
マジで強いですが、サーチするカードが枯渇するので2枚が妥当です。どうせタッグコールで引いてくるので数あってもそこまで意味ないです。

■グズマ：4
前述の通り、ジラーチを投入したことによりグズマなどのいれかえの価値が高まっています。ありとあらゆる場面で有利対面を作ってくれますし、最後の仕上げにカプ・テテフGXやデデンネGXを呼び出すなどにも使えます。
あと、相手も入ってて3でしょくらいの気持ちでいてくれることが多いので、4枚目を出すと驚かれますしいい感じに奇襲になってる気がする。

■アセロラ：1
三神がワンパンされにくいので、ベンチで負け筋になってる場合など回収します。あとはレシリザでケルディオだけで戦いたい場合などにも回収したりします。あってもなくてもいい1枚で、環境見てメタカードに差し替えたいです。

■リーリエ：1
最初のターンで8枚引くのが一般的な使い方だと思いますが、このデッキの場合グズマ&ハラの方がより使いたく、最初のターンで使うことはそこまで意識していません（パーツが揃っているときは8枚引きたいので使いますが・・・）。
中盤以降、重要牌とリーリエを握ってリセットスタンプ避けつついつでも手札補充できる体制を整える動きが好きなので、その時に手札にあればよく、なら1枚でいいかな・・・という感じです。

■シロナ：3
ドローソースです。事故防止の意味もあり、単純に数を引きたい場面ではこれを使います。必要なパーツが多く、かつこのターンでなくてもいい場合ですね。数ターン先まで動きを良くしたい時に使っているかなと思います。

■マオ&スイレン：2
ポケモンいれかえとしても使えますし（前述の通りこのデッキはいれかえがめっちゃ大事です）、中打点の確定数がずれるのでテクいです。
ゾロアーク系統やスペシャルレーザー、ドリュウズ、ミラーなど中打点系のデッキは沢山ありますが、回復&いれかえが決まるだけでだいぶ安心して戦えます。
かといって3枚は使わないというか1枚使った時点でほぼほぼ勝ってるのでサイド落ち考慮しても2枚でいいかな・・・ということでこの枚数です。

■シロナ&カトレア：1
中盤以降、タッグコールからドローしつつアセロラやマオ&スイレンを戻せます。体感10戦に1回くらい役に立つかな、といったところです。なくしてもいいかもです。

■混沌のうねり：3
主に無人発電所対策ですが、トキワの森やポケモンけんきゅうじょなどのスタジアムに依存した戦略を否定できるところも強いです。うねりを先置きされるとスタジアムが不要牌になるところがしんどく、うねられるよりうねる側に回りたい環境なのかなと思っています。
トキワの森で少ない基本エネを持ってくる戦略を否定できるのも大きいです。ミュウミュウで水エネ止めたり、カラマネロやレシリザを事故らせることもできます。3枚で納得でした。
まぁ対戦相手もそれをわかっていて、リセットホールやブロアー多投もされているので、うねりケルディオの安定性は実は高くはないです。レシリザに負けてしまうのも、うねり除去からの殴りでケルディオGX一撃きぜつパターンがかなり多いので、ここは課題ですね。
無視できないようであれば、デッキを根本的に考え直して、ユキメノコなどを採用して無人発電所を逆に置きに行くなども考えられます。これによって、ミュウミュウとレシリザの相性が改善し、なんかよくわからんGXやトキワの森でエネサーチするデッキ、化石との相性が悪化すると考えています。

ちょっとしたわざ

うねりを貼ってきそうな相手にはうねりを貼らない方がいいです。
置いてしまったリセットホールでベンチを1枠埋めることができることが主な理由で、ゾロアーク系統などベンチが重要なマッチアップでは特に気をつけたいです。

エスケープボード付きのビクティニかジラーチがいればマオ&スイレンでループができます。
回復しつつ（ジラーチなら）トレーナーズ探しつつという強い動きになります。中打点を刻んでくるデッキに対してはこれを一度でも決められるとかなり優位に立てます。

他にもあるんですがまた別の記事で書こうと思います。

次の環境に向けて

しばらくは三神使うつもりでいて、サポートだけでもヤーコン型、ブルー型、グズマ&ハラ型（今回紹介したやつです）があり、ポケモンにはもっと幅広い択があるので、環境に合わせていろいろ変えようと思ってます。

読んでいただきありがとうございました！