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意地悪な人の人狼スタイル

Xでなぜかべた褒めされたので、意地悪目線での人狼のプレイスタイルを思いつく限り書いていこうと思う。
人狼プレイの基本とか、色々な解説があるが、基本ルールを知らない人は来るなって書いている人が多いから、正直そんなのは私の知ったことではない。
人狼を純粋に楽しみたいけれど、こういう面白いプレイがあるんだよってこと、また人狼の考え方の一つとして書いているので、基本ルールからは逸脱している可能性は高い。
上記のような基本ルールを重視して、そんなのおかしいって初心者を詰める人がいるのであれば、私はその人とは同村はしない。もし初めて同村したとしたならば、徹底的にいじめ抜くww
私はタイトルにもあるように根っからの意地悪なのだ。
心優しい意地悪になる。
ということを念頭において、人狼の楽しさ、意地悪な人の考えってこんななの・・・(ドン引き)してもらうような文章がかけたらと思う。


人狼ってのは、人狼陣営は市民陣営と同じ人数になればいい。市民陣営は人狼をすべて追放すればよい。
ということはだ、人狼は最低一人でも生き残ればいい。
市民は人狼を間違えずに吊らなければならない。
ここがこのゲームの駆け引きとなる。
人狼ゲームにおける主な内訳は、

9人村  人狼2、狂人1、占い師1、霊媒師1、騎士1、市民3の1:2の比率
11人村  人狼2、狂人1、占い師1、霊媒師1、騎士1、市民5の3:8の比率
13人村  人狼3、狂人1、占い師1、霊媒師1、騎士1、市民6の4:9の比率

ここら辺だろう。
9人村の場合、騎士の護衛が入らないと考えると、二日間違って市民陣営が吊られるとその時点で狂人を含めてPPとなる。
11人村の場合、同様に騎士護衛が入らないと考えると、三日間違って市民陣営が吊られるとPPとなる。
13人村の場合、も11人村と同じく三日間違うとPPとなる。

ここで考えるのは、人狼はいかに自分たちが(狂人含む)吊られないかを考えるのではない。
いかに一人の人狼(ラストウルフLWという)を最後まで吊られないようにするかという思考を考える。
もちろん全人外生存が簡単だが、人狼というのは何人かの中で役職がすでに分かっている人がいてしまう。
その視点っていうのは囲い(味方をかばうこと、偽占いが白結果を出すなど)を意識させてしまうし、視点透け(人狼位置がわかっているからこそ、騙り役職に人狼がいないことがわかっていること)を発生させる。そういうのを発生させた時点で、怪しまれるのだ。
ここで意地悪な人はどう考えるか。
逆に理論を当てはめる。
視点透けを思いっきり出すのだ。
・占い2の中には人狼はいないからー、あ、片方白黒の可能性もあるのか?いやいないよなーとしらじらしく言う
・しゃべっていない人が仲間人狼の場合に、寡黙位置つりませーん?寡黙位置って隠れているから人狼臭いんですよねー。って仲間を売る。
・思いっきり味方をかばう。村の意見がこの人合わないって言っている中で、いや、私はそう思わない、この人は白いよ。ってあからさまにかばう。
・えーっと、えーっと、いや、自分にはわからないんでーというあからさまに初心者っぽくする。そのうえで、次の議論にはころっと意見変えてバシッと考察を落とす。今、見ていたんですけど、自分がさっきやっていた時に自分に触れた方は~、そこで吊りにかかるのは違うのかなって思うので、その人を怪しく思います。(味方以外)

といった感じで、後半はこざかしい戦法ではあるので、真似は推奨しません。
でも、前半のような議論は、自分が怪しくなることもできるし、相手の色を出すときに誰が利点になるのか、そういう深みまで計算してやることで、効果的になるだろうと思っている。
また、ここで霊媒師の存在をどこまで残していくかというのも議論の一つになるだろう。
霊媒は基本死にやすい。二人出た時点で考察落とすのは難しいため、確実にローラーされる。
占い2COは残されていくだろう。9人村だと吊り余裕がないため、二日目には黒白はっきりさせなければならない。
11人、13人村ではまだ余裕はあるため、二日目に真偽をもっていかなくても、まだ可能性はある。

ここら辺が読み合いになってくる。
いかに話そうとも、いかに考えを落とそうとも、相手に理解されるかどうかは相手次第。
だから、相手の視点をどうバグらせるかを考え立ち回る。
そうすることで悩みが増えていくんだ。
人外が落ちているのか、落ちていないのか、霊媒が残っていれば狂人の有無はわからないものの、確実に人狼がいるかいないかがわかる。
霊媒に色を見られないために先に噛む案もあるし、噛まずに黒結果を出させて自分が白位置に入る作戦もある。
占いしか確定の黒出しはできない。

思考を深めていけばもっと色々出てくる。

この間の村でもやったけれど、霊媒2COと占い2COの盤面だった際、私は霊媒ローラーを止めたいと言った。
それは霊媒は死にやすいからこそ狂人ではないか?という考えだからだ。
あの場面では占いローラーをしてよかったような気もする。
これこそがルールという勝手な解釈をしている視点を壊す作戦の一つでもあるのかなと思う。
その発言をした結果私は意見は合わないものの、真の占いから白と見ていると言われている。
勝手にヘイトが集まるようにしているからだ。
しかし自分はヘイトを集め、自分を殺して味方を生き残る作戦だったため、味方を軽く殴ったことで真占いから味方に黒がでてしまう結果となった。
ここの加減が難しいよねぇ…。
殴らないとそれもおかしいし、殴ると変な結果になるしで、塩梅は難しいけれど、白くなることはできたんだ。
あれでおそらく村の思考がバグって、自分が逆に黒く、真占いが黒くなっていったのかと思うと、全部悪い作戦だったというわけではない。
でも思惑とは違うので、もう少し自分も相手の心を動かす鍛錬はしないとなと思った瞬間だった。


だからこそ、セオリーってのは壊す物でもあるし、守るものでもあるんだなと感じる。
初心者村で村スラ(役職を騙って、最終的に市民COにすること)ってすごく頭のおかしいことやっているなって思った。
結果的には自分が白く、その自分を占った方を怪しく見えたから、悪いことはしていないなと感じる。
でも、それを人狼でやった場合…悪目立ちしているのに白くなるという理論も発生するのだ。

って深めていくとひねくれ意地悪プレイスタイルも面白い。
でも純粋に楽しみたい方の邪魔にはなっているかなとwww

自分が色々ごちゃごちゃにすることで議論を活性化させるという意味ではありかもしれないけど、やりすぎは注意だなと書いていて思うw


少し真面目に話そう・・・。さっきまでももちろん真面目よ?
狼目線の話しをしたけれど、経験がものをいうんだが、狼目線で一番嫌だと思うプレイを考えるのが市民にとって強いムーブになると思う。
自分がこういうこと言われたらつらいな、この進行はつらかったなってのは必ず人狼の時のことは記憶しておくこと。
また、上手い狼目線のことも記憶しておくこと。
その目線をすべて分かったうえで、この動きをしていたんだとか意識することで、人狼も市民も上達していく。
メタ的な要素は入れてはいけないのがこういうゲームだけれど、先ほどのゲームの状況から、とかの目線は入ってしまうのは仕方ないこと。
人がこういう人だからってのはダメ。
さっき人狼が対抗COで勝ってたな、その意識で盤面をみてみようとかはいいと思う。

役職別に言えば
占いは真を必ず取るように思考を伸ばす。
占う理由、占いからの目線で対抗位置の状況を見る、対抗位置の占い先の真偽をつける。
9人村の場合、占い囲いは発生しにくい。片方が偽とバレた場合芋づる式で抜かれていくため。
11,13人村は囲いはどこかで入る。
そのため、相手の占いの思考を読む。
また、噛まれる位置を把握することも重要。
霊媒、占い、騎士っぽい、白っぽいここら辺は噛まれる。
ただ、確実に白だろっていう人に目線を向けたい場合もでてくるだろう。議論を握っているから、白を見たかったとかね。
そこで大事なのは確実な白回収をするということ。占いの理由は非常に大切だ。
少しの言い間違い、目線が違うことで黒くなりかねない。
自分がまだ占いをやったことないから、わからない部分もあるが、やるならば、前日に占う位置を議論中に言う。
もしくは投票で怪しい人物を見つけた場合は、次の日の説明の際に自分の考察を述べ、この色を確認することでこのようなメリットがあると思いましたと発言する。
ちなみに白圧迫という方法もあり、確定白の人を作るという進めかたもあります。それは対抗先の白を再度占う方法ですね。
偽占いと真占いから占われているので確白になります。その人が議論を回すのがセオリーと思われます。
また、黒っぽいという理由で黒出しするよりも、白か黒かわからないグレー位置を占うということも時には必要なので、必ず占いの際の理由付けはきちんと行いましょう。
ここはんーなんとなくという理由では真目はとれません。
こことここのラインが見えたから、ここ占うことで二人白になるのかな?と思いましたとかは一番強いかと。二人の白を取れるのでね。

騎士ですが、かなり難しい役職です。
まず、守る人を決める必要があるというのと、楽に噛まれてもいけません。
となると、方法としては、少し怪しい位置に入りつつ、潜伏し続ける方法です。怪しいというのは簡単です、村目線と反対のことを発言したりして、狼に塗られて吊られるだろうという位置に入るんです。
狼側はあいつは怪しいから吊れるだろうとか思わせてしまえば、あとは守り先をなんとか護衛できれば勝てるわけですね。
ただ、簡単にそういくかというとそうもいきません。
一番難しいのは初日です。
発言しないことで隠れることはできますが、そうすると噛まれる位置にもなります。霊媒師が1確した場合、霊媒師護衛が入ると予想し、他の村の中から役職持ちを想定して噛むのです。
もちろん霊媒師護衛読みでも噛みぬく人狼も居ます。
人狼は駆け引きゲーなので、一度の選択ミスが後々つらくなる結果もあります。
例えば、霊媒師以外噛みを予想して別の位置を噛んで通ったとします。捨て護衛といって、霊媒師以外に護衛を入れていた場合、その護衛先は次護衛できません。(基本ルールで連続ガードは無しの為)その護衛先が占い師で1確してしまった場合、霊媒よりも占い師を守りたいので、本来は占い師を次守るということをするのですが、護衛できないという状況が生まれてしまいます。
ここが駆け引きなのです。
ただ、そこで騎士はCOするのも手です。狼としては騎士の護衛が邪魔なので、騎士を先に抜きたくなります。そして占い師に護衛が入っていると思わないという心理も働きます。
占いを抜きたいけど、騎士も抜きたい、占い噛んでガードされたらという色々な疑心暗鬼が生まれるのです。
これが心理戦です。

こういった心理戦を用いて、なんとか相手を心理的窮地においやり、価値を取りにいくのです。

だからこそですが、裏をかくとか、心理的余裕をずっと表にだしておくとか、焦っているフリをするとか、そういうだましの作戦をすることで相手は動揺しているな?ここは畳みかければ、と上をとったように見せて、逆に返してあげることで相手より優位にたつこともできるのです。

村スラをこないだ行ったと書きましたが、あの時の自分の発言と状況を覚えている限り書いておきます。
まず初手で、「はーい、CO良いですかー!」って大きく遮る。
霊媒師です。そして対抗が一人やっぱり出たかと霊媒師ですとCOする。
「他に居ませんかー?」
「はい、いませんね、自分村スラしまーす。村人なんで、~さん真です。自分は吊ってもらって構いません、この人数では2回吊りミスできるので、人外吊れなかった場合ですよ?自分吊ってもまだチャンスはあります。その間に占いが黒見つけたり、他の人の精査いれときましょー」と発言
二人から、「質問良いですか?これって議論スキップできるんですが、もちろんこの人吊る場合ですけど」「俺も同じこと言おうと思っていた」
そこで他から、「いや吊らなくていいでしょう、これ人外ではないと思う」
「んー、たしかに人狼では確実にないし・・・」
という声が上がる。あとは霊媒師の進行に任せるという流れになり、自分は吊らないということになる。
そして投票時間の際に、「最初に議論スキップといった二人がまずラインが見えています。また白目に見えてます。その後で吊らなくていいと言った人を自分は怪しく見ています、人狼ならば村確をつりたいはず、その逆を言うということは白目アピールに見えるからです」という発言を行った。
このあと白くみられて、惜しい盤面までいったのだが噛まれてしまい、村側が負けてしまった。
この時も、自分から吊りの提案を行い、怪しい、変な行動をしている自覚も持っているからこそ、つられてもいいという発言を行う。
その視点でいたからこそ、心に余裕も持てるし、殴られてもその殴りはどういうものだと推理できる。
全てわざとなのだ。

嫌らしいプレイング、嫌らしい発言、嫌らしい行いをしていくことでどちらにも毒を回し、混乱させ、自分が優位に立つ、そして余裕を持った視点からほかの人のあらさがしを行う。
さっきの村スラしたゲームも二狼は当てており、あとはどこだろうっていう状況まで進むことができた。最終的には分かったが、生き残り、自分の思考を落とすということの大事さは身に染みた。

んーまだまだかけそうだけどここらへんで思考の落としは終了しておきます。こんな意地悪でひどいプレイヤーがいますよってことでしたw

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