この文章は悩みに向かって困っている人への文章でもあると思います。
悩みというのは仕事だったり、人間関係だったり、恋人だったりと色々ある中で、ここを忘れてはダメなんだよという部分をきちんとわかってほしいって思うからこそ伝えます。

自分は鬱病です。
これはまだ完治はしていないと思います。
人と楽しくやれているときは、良いけれど、ダメな時にすぐに落ち込む。
そしてどんどん暗い方向に考えていく。
自分がダメなんだと自分が一番醜いんだと思ってしまう。
でも、この考えがすべて鬱病なわけではありません。
このあとの対処を間違えた人が鬱病になるんです。
上記のことは誰でもなります。
そりゃあ生きてたら誰だって悩みはあるでしょう。悩まない人が居たらその人は今は大丈夫なだけで、いつかは悩みます。悩まないことがずっと続く人はいないんです。
その悩みが来たときにどういう対処をしたかで人はその後が変わると思っています。
ちなみに、鬱病に関しては以前記事を書いていますが、上記の状態からどうなったら鬱病と診断されるかは簡単に伝えておきます。

これは確実に忘れないでいてほしいんですが、鬱病は心の病ではありません。
脳の病気です。
上記の悩みの果てに、脳がオーバーヒートして正常な動作ができなくなるという病気なんですね。
心が疲れたからどうとか、そういう問題ではないので忘れないでください。
なので、休めば治るよとか、心が弱いからだとか、そんな言葉は要りません。薬で治す。そのうえで脳を使ってた部分を無くして脳の回転を抑えていく。それが一番大事。

という事前知識を入れたところで、まずは、大事な大事な思考が堕ちに堕ちてしまった場合の対処法について。

①とりあえず寝る☆
②酒を飲む
③遊ぶ

どれでしょう？
正解はどれもはずれです。

ずるい問題ですね。
本当の正解は、今の自分の思考を吐き出したのちに①～③のどれかをするということ。
先ほども鬱病になった時のことを書いていますが、どういうときに鬱になるのか、脳がオーバーヒートしたときです。
こういう時はパソコンに例えてお話するのですが、
思考が堕ちたとき、つらくなったとき、悲しい出来事が起きたとき
脳＝ＨＤＤ（今じゃＳＳＤか）
脳にその記憶が保存されます。ただ、保存される前にＰＣの場合もう一か所通る場所がありますよね？
そう、メモリー（一時保存場所）です。
記憶もそうやって一時保存の場所に記憶され、嫌な記憶が特に刻まれやすいんですが、脳に刻まれていくんです。
勉強とかやってるときを想像するのもいいと思います。
面白くもない勉強をしていた場合、一時保存にだけ入って、消えていくのでテストのときとかに、やったけど覚えてねーとなるんです。

それで、メモリーに入った情報は本来であれば、
睡眠＝ＰＣで言うシャットダウン
でリセットされるんですが、嫌な記憶は刻まれやすいといったように、バグのようにゴミとして残るんです。
それが脳に蓄積した結果、脳からあることを思い出そうとしてるのにバグがあるせいで、あれ？何を読みだそうとしたのか忘れた。とか、何を考えていたのかわからなくなったとか、なってしまうんです。ＰＣでいうクラッシュした状態ですね。

だからこそ、やるべきこととしたら吐き出しをする、その方法はいくらでもあります。人に愚痴る。日記帳に書く。なんでもいいからノートとかに書きなぐる。
この時に大事なのは作った言葉を言わないこと。
脳をそれ以上使わないということ。
無理って感情が先行しているなら、無理！！！これが無理！何がむり！とかでいいの。
上品になる必要があるならばそれは吐き出し口とは言えない。
理由としてはね、悩みはほとんど形がないものが多いのよ。
これに困っているという決まったものがある人は少ない。
何かわからないけど得体のしれない不安が多いという方が多い。
これは自分もそうだったし、色々な人から話を聞いていると多く出てくること。
明確に言葉として何がつらいって言えれば、じゃぁそれを解決しようと切り替えることはできるかもしれないけど、明確な理由がわからないと言えないからなんか困る…。
ということが起きる。

みんなそれで悶々とした日々を過ごしているのよね。

だから、言葉にならないものでもいい、自分が今頭に浮かんだ言葉をすべて書きなぐる。
それは人に愚痴れないから、ノートに書きなぐるの。

そうすることでメモリーに保存されていたもやもやが少し晴れていく。
晴れることでバグとして残る物がすごく小さくなる。
すごく小さくなることで鬱病へのリスクが少なくなる。

もちろんこれがすべてではない。

でも現代に生きるすべての人、大人、子供すべてが何かしら悩みを抱える社会だと思っている。
そうしたときに、気が付かないふりして寝るのも一つだけど、蓄積したバグを取り除かなければいつかは思考が止まっちゃうのよね。
だから、無理はしないで。

それが伝えたい一番の言葉。