マジック初心者先輩(1)〜導入説明編
〇ツイッターでマジックのイラストばかりをあげていたら、職場の先輩がマジックに興味を持ってくれた。
※先輩のイメージ図(上:仕事中。 下:マジック初心者)
興味を持つだけでなく、プレイしたいとまで言ってくれたので、マジックの大枠世界観をツイッターに垂れ流し、まずはそれを見てもらうことにした。
〇導入① 昼休みにこっそり絵を描いていることがバレる。ツイッターアカウントもバレる。
仕事の早い先輩で、仕事中にもずくのツイッターアカウントを探す。
以後、かなり小まめに見てくれて、イラストの感想を言ってくれる。
〇導入② 先輩がマジックをわかるように、初心者誘致イラストを始める。
先輩は、こんな軟体生物に描いても怒らない、いい人である。
また仕事の手を一切緩めることなく、延々と雑談してくれる。凄い器用。
〇導入③ マジックは魔法使い同士が戦う世界だと伝える。
先輩はよく冗談を言ってくれる。
椅子に座るときは「よっこいしょういち。中一、高一。」と言って座ったのに立ち上がっている。 もずくが風邪で死にそうになっている時に「マジック初心者相談室はこちらですか?」と電話してくる。「営業はクローズした」と言ったのに電話を切ってくれないお茶目さもある。
〇導入④ 〈マジック:ザ・ギャザリング〉の名前が持つ、世界観を伝える。
長ったらしい説明より、実物のカードの動きを知りたがる。
プレイングをよくわかるためにも、マジックのイメージ感だけは説明しようと思う。
〇導入⑤ マジックのカードは大きく分けて、「土地と呪文」の関係になる。
マジックの呪文を唱えるには、土地から得た魔力が必要。
土地が魔力を内包しており、魔術師がそれを引き出すのである。
〇導入⑥ マナの色について。
マナは5色あり、カードの性質はマナで表現できる。
喜怒哀楽や、生き死にから好き嫌いまで、それぞれのマナに体現される。
〇導入⑦ 呪文の濃さ。
お手軽なものから強力なものまで、全てはマナで表現されている。
色が濃くなるほど偏った力になり、色が広がるほど幅のある効果になる。
〇導入⑧ プレイヤー同士は戦う。
すべては勝利へ向けて、対戦中はたくさんの呪文を唱える。
対等な条件のもと、ルールの中で決闘は行われる。
〇導入⑨ 呪文という名のカード。
カード1枚1枚には、様々な設定や物語性が内包されている。
どんなカードにも情景が込められており、ゲームを奥深いものにしてくれる。
〇導入⑩ 「カード」という形態。
マジックではカードの束(山札)を〈ライブラリー(図書館)〉と呼ぶ。
カードそのものにも芳醇なフレイバーがあって楽しい。
〇導入⑪ 自分の性格に合わせてデッキを作ると扱いやすい。
カードの種類は多岐にわたり、自分好みのチョイスをする必要がある。
その時は自分のやりたいこと、楽しいことと結びつけると選びやすい。
〇導入⑫ デッキの中身が、その人を強く印象付ける。
こうして先輩に、マジックの外枠だけを伝えていった。
具体的な遊び方(チュートリアル)は、マジック・アリーナでわっかりやすくレクチャーしてくれる。アリーナへ誘導し、後はもう実戦するだけ…!
〇勝負!
…となるはずだった。
とりあえずアリーナにしばらくはまるかな~と思っていたのだが、なんと「初心者実践参加型イベント〈ティーチングキャラバン〉」に単身参加して、紙のデッキをもらって来たのだ。先輩はフットワークが強すぎる。
こうして紙を入手した先輩と「アリーナで遊ぶ前に、紙しばこうぜ」と言うことになった。
次回、激闘・先輩編につづく。
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