あらすじ：　めっっっっちゃトルガール出た。

忘れさられし化身、トルガール。
「俺をめっちゃ使え」と言わんばかりに、パックからドカドカ現れた。意識してしまったら最後、どうにか使ってみたくなるのがマジックのカード。

トルガールの持つ複数の要素。
それはコストであり、能力であり、サイズである。一つ一つを活かせるデッキ構成にすれば…　いける！　トルガールデッキ！！

ああ…　素敵！　どんどん思いついてきたぞ！
こうなると頭は楽しいでいっぱい！　こういうところ！　カードゲームの憎いとこ！　お風呂場は考えが進むな～！　気分は実に爽快だ！(＾v＾)

…あがったら覚えてるかなー…
…忘れるのも早いんだよなー…( ’ v ’ )

まずはトルガールの能力を、1つずつ見ていくことにした。
マナ、ライフ、デスからなる3つのトルテクと活用法を見てほしい。

トルテク①：　変幻自在のマナコスト。

※トルガールのマナ・コスト軽減能力：　自分のクリーチャーをトルガールにパクパクさせることで、ぱくぱく1体につき(２)マナ少なくなる。

トルガールに捧げた生贄（ご飯）の数だけ、気前よく、元気にやってくる。
めかぶか？（ ″ ＞　「ご飯ができるまでは寝てるけど、準備が整うと飛び起きてくる」子供みたいな状況だ。なんか家庭内で既視感あるな？（ ″ ＞←　ご飯ができるとご機嫌になって、ずこずこ堂々とやってくる。椅子にフンスと座り、モシャモシャ食べ出す。めかぶか？（ ″ ＞←←

このコスト軽減能力は、序盤、中盤、後半で状況に応じて使い分けられる。シーンに合わせて上手く出来た時は、自分が賢いみたいでとても気分が良くなる。使ってみて思ったが、この子、器用なのでは？

〇トルテク①のために、ご飯を設置する。

トルガールのエサ三銃士を連れてきたよ！（前もやったな…( ’ v ’ )
呼んできたのは、カードとしては１枚だけど、死語にトークンが出る２体分の働きをする子たち。だからコスパが良い！　守りに回しても場持ちするし、彼奴らに時間をかけてるとトルガールさんが来ますよ！　そう！　彼らは見た目以上に危険な三銃士なのだ！（エサだけど）

※悪運尽きた造反者（上段中）：　死後、ミイラとして復活する（中段左）。この場合、トルガールの腹の中で。

※死花のサリッド（上段左）：　死後、苗木が発生する（中段左）。サリッドの死骸を栄養にして、植わっていた苗木の種が芽吹くのか。またはトルガールの腹の中にあった苗木の種に、栄養が行ったのか…　　いずれにしても、腹の中で。

※苗木、サリッド：　動く植物と、動く菌類。マジックで植物が動くことは普通のことである。なんなら森だって動く。大地も動く。大地が動いても、上にいた生き物は上手いこと無事でいる。これもマジックでは普通のことである。タフ！

※オルゾフの処罰者（上段右）：　死後、霊魂が噴出する（中段中）。“死後”　はキーワード化された能力で、解釈が難しい。何故なら死後に出る霊魂の数が、１つではないからだ。本人の霊魂なのか、余所から来た霊魂が混じっているのか…　オルゾフ組合の表向きは聖職者だが、実際は本人の死後も債務を取り立てる、ヤバい金貸し集団である。その債務量に応じて、取り立てに派遣される霊魂の数が変わるのか…　あるいは多額の債務を返済するため、本人の魂が分裂して、手分けして働くのか…　魂は、1人に1つではないのか……　　いずれにせよ、トルガールの腹の中で。

トルテク②：　自在に飢餓を弄ぶ。

《《《　飢餓の具現、トルガール　》》》…！！！
などと恐ろしい2つ名を持つが、実際は加減をしてくれる。空腹度も飢餓なんかじゃなく、小腹以下ぐらいになっている。

でも実際、小腹以下って結構に空腹を意識する。やっぱ辛い。
なかなかヒドイ。憎い人だよ、トルガールさん！　…いや、人じゃないや、トルガールさん。アバターか。

アバターって何だ？
…いや、この顔どうなってんだ？　わかんないや…　どう描けばいいんだ。

「（ ″ ＞獅子っぽい」？
めかぶが言うなら、猫っぽくするか…

「（ ″ ＞やっぱり獅子っぽくない」？
もう(＝ω＝)こんなかんじにしちゃったよ！？　何でもいいか、アバターなんだし。アバターは便利だなー。

アバターって何だよ。
結局何なんだよ…　もやっとした気持ちになったよ、トルガールさん。ライフ10点くらいかな。さすがですね。

※ライフを10点にする：　10点にするのは相手でも自分でもよい。ごっそり相手ライフを剥ぎ取る時もあるし、ほんわか自分ライフが増える時もある。シーンに合わせてくれるトルガール。この子、やはり器用なのでは？　

〇トルテク②によって減ったライフを、いじめる。

カウントダウンだ！
トルガールが仕事をしたら、10点しかない相手ライフで遊ぼうぜ！
(＾v＾)　聴こえるかい？　あれが命の削れる音だよ。
(   ″  ＞　きれいな音がするね！！

悪いヤツらは準備万端！
毎ターン、ネチネチと１点ずつライフを削るから、１０カウントだな！　と言いつつ、悪いヤツらが複数集まれば、そのぶん速いぞ！　どうだ、悪いやつだろ！

〈騒乱の落とし子〉はマスターの半死姿を見ると、昂ぶってパワーアップ！
サディスティックだけど、矛先は相手に向かうからいっか！

〈不正相続〉も待ち切れなくなって、突然４点も抉ってくるぞ！
契約時：「毎ターン1点削ります。」　契約破棄時：「このターンは4点削ります。契約違反？　契約破棄します。」

(   ″  ＞「悪いヤツらは愉快だぜ！　ハーッ、ハッハッハッーッ！」
ってめかぶが言ってた。楽しそうだった。

※騒乱の落とし子（飛んでるやつ）：　どんちゃん騒ぎでダメージを飛ばすデーモン。神話レアなのだが、めかぶがパックから３回も引き当てた。すげぇ、なんでだよ。やっぱ呼んでるんだよなぁ、悪いやつは悪いやつを。

※不正相続（腕広げてる）：　ちびちびと命を搾取し、最後にガバッと吸い尽くす。長期計画型の犯罪者。「他人の苦しみなど、私の知ったことではない。」という、めかぶ絶賛のフレイバー・テキストを持っている。かつて対戦相手に使われ、その時に感じた驚異（恨み）を人に振る舞う。因果は巡るんだよ？

※フレイバー・テキスト：　カードの持つ物語性を引き立たせる、情緒豊かなテキスト。中には相手の唱えた呪文を無碍にしながら、「それだけ？」と煽るものもある。マジックは悪いやつばっかだな。（そんなことないよ！！）

※それだけ？

※それだけ？：　魔術師アーテイ（腕組んでいる4人）が言い放った一言。呪文を発動させずに打ち消す青い魔法使いは往々にして煽り力が強い。用法、用量を守って楽しくフレイバー・テキストしよう。喧嘩になり兼ねんぞ！

〇トルテク③：　溢れかえる死の活用。

このデッキが引き起こす死は、自他関わらずかなり多い。それを使い倒す。
ぱくブラにおいて死は恐れるものでなく、立派な資産であり利益を生む。なので気にせずに、さあ遠慮せずにどんどんいこう！　昨日の死骸は明日の活力！　しっかり活用しよう。相手にもお裾分けしましょう。

チュパカブラは迅速かつ正確な仕事が出来る、グッドドッグ。
そのため一度仕事をしたくらいでは休ませてもうらえず、現世と冥界を行き来させられる。

ウィスパーは命の経理師。
デッキのメンバー全員に、墓地と戦場の往復出張を命じる。「一回死んでリフレッシュしたでしょ？」とかいうデス・ハラスメントで、誰も休ませようとない。

戦場は常に人手不足。そしたらこれを被るのだ。
<多勢の兜>と言って、有能かつ無個性な多くの君をたくさん作ってくるよ。アイデンティティすら壊して働こうね。

夜は墓場で運動会！
ああ、死んでしまったかい？　気にするな！　踊ろう！　みんなも集まって来たよ！　レッツダンシン！　さあさあ起きろ！　死は、労働をやめる理由にならんからな～！　

（ ″ ＞　デビルエナジープラス！　命を総動員！！　ガンガンいけ～～！
↑楽しそうだった。

※不気味なチュパカブラ（中段2匹）：　場に出たときに、クリーチャー1体を破壊する犬…　犬？　カードと全く関係ないのだが、チュパ描いているとき何故か〈カトブレパス〉と勘違いしながら描いている。そんで次の記事で「目からビームを放つチュパ（カトブレパスの石化視線のつもり）」を描いてしまうのだが、すみません間違いです。意味不明すぎて、色を塗るめかぶが混乱していた。

※血の儀式司、ウィスパー（真ん中）：　命２つで１つを蘇らせる、本来は劣悪コスパ尼さん。だが生贄に駆り出されるのは仕事の終わったチュパや、欠員補充の効くサリッドたちなので困らない。やりくり上手で切り盛りする、結構な仕事人。

※多勢の兜（左上）：　はめると自分のコピーが排出される。作り物なので、存在の唯一性がない。バイオブロリーみたいな。タマタマみたいに描いてしまった。

※墓地解放（中段風景）：　クリーチャーが死亡すると、ゾンビが墓場からやってくる。これ、死んだやつがゾンビになっているのか、それとも何となく他所からゾンビが寄ってきただけか？　後者、ただの野次馬か？

※悪魔的活力（右上）：　悪魔の力を授けられたものは、ちょこっと強くなって、死んでも手元に戻ってくる。使いやすくてよいのだが、代償として顔面で喫煙してるみたいになる。

※なんかグロい人たち（好き）

※バイオブロリー（中）：　泥っぽいサイヤ人。グロい。
※サイヤ人（左）：　戦闘民族だが、異星人の腕を食う人もいる。グロい。
※タマタマ（右）：　卵ポケモン。グロい。

真っ黒なデッキになったな～( ’ v ’ )

めかぶ楽しそうだな～　（ ″ ＞「うおおお！」

いっか～(＾v＾)

つづく。