ブラック・クリスマス(1)~小出しに渡したプレゼント~疑惑編
もずく記(^ v ^)。
ゲームをしよう!
家中にプレゼントを隠したから、それを探し出すんだ! いつもやってる、あのゲームと同じだよ!
これはサプライズだよ! きっと楽しい時間になる! 謎解きも気に入るはずだ!
…だから、全ての謎を解き明かしても、どうか許してほしい…
残酷な結末から、物語の全貌を推測するゲーム〈ブラックストーリー〉。
カード1枚の表と裏に、出題と回答が描かれている。ポケットサイズで持ち出しやすく、どこへでも持って行けた。慣れてくると日常会話もブラック調に話せるようになってきた。
“夫はポケットに両手を突っ込んだ。今日は怒られると悟った”
物語の経緯は省略される。簡素の結末から、気になった点を質問してヒントを集める。出題者は「はい」か「いいえ」で答えが、無言回答も時としてヒントになる。
「ポケットに何か入ってた?」 → (はい)
「それは普段持っているもの?」 → (…)
「それは2つ?」 → (はい)
「それは同じもの?」 → (…)
「それは似たようなもの?」 → (はい)
「今日、私のiPhoneが見当たらなかったけど…」 → (………)
両ポケットをまさぐったらiPhoneが2つ出てきた。その日に限って、奥さんは風邪の欠勤連絡を会社にする必要があった。悟った私の心臓は一瞬止まった。その後、哀しみが押し寄せた。
こんな調子で遊んでいた。
ある年のクリスマス。決定打に欠けた複数のプレゼントを買ってしまった。ならば、渡し方を工夫して楽しくしよう。ブラックストーリー調に、ゲームを仕立てるのだ。
当日用意したサプライズは、夫婦が遊び慣れたゲーム方式。めかぶは良い奥様なので、夫のゲームに乗ってくれた。
最初は楽しく遊んでいためかぶであるが、やがて知ることになる。このゲームには何かがある…。夫は何かを隠している…。
…それは何だ…?
カードのイラスト、文章全てがヒントになるように描いた。プレゼントは4問、おまけが2問。以下は当日遊んだ、出題画像である。回答画像は次の “真相編” で公開する。
なお、難易度について。奥さんは EASYだが、他の方はSPECIAL MAX HARDとなっている。 “夫婦だからこそわかる内容” で描いたためだ。
よろしければ、謎解きをどうぞ。
〜プレゼント4問〜
〜おまけ2問〜
つづく(^ v ^)。
“真相編”もよろしく!
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