50代3回目の転職

この度、転職することが決まった。なんと50代にして3回目。なんとも自分の50代は波乱の年代である。
転職のきっかけは現職で「飼い殺し」にされたこと。
エンジニア系の派遣会社だったが、まず50代ということで外勤先がなかなか決まらない。そしてコンサルの人達がなんとも不親切というか頻繁にコンタクトを取ってくれない。
「このような案件があるんですけど〜」と仕事を紹介されるが、詳細は後ほどと言いつつその後のフォローが全くない。一週間程経ってこちらから連絡すると、まだ先方から連絡ないとか、酷いときは忘れていたとか。信用にならなかった。
延べ8ヶ月ほど待機状態にされた挙げ句、外勤していないから賞与は雀の涙。仕事させてもらえず挙句の果ての仕打ち。これでは辞めたくもなる。
こちらとしては、イベントなどに積極的に参加し、コンサルの方々と親睦を深めて、少しでも案件を取る際自分のことを考えてもらうように努めていたつもりだったが。

今年の2月ころから転職活動を初めて、転職サイトや企業に直接応募すること何十件か。当然書類選考の際、年齢でバッサリ切られてしまうこと多数。その中でも何件かは面接を受けさせてもらったが、業務内容が自分の理想にそぐわなかったことと、企業が求めていた人物と違ったのかということがあり、内定は頂けなかった。
ふと近所にある企業のサイトを覗いたところ、この前までは採用のコンテンツがなかったが、今年3月にサイトをリニューアルしたらしく採用を行っていた。設備メンテナンス・保全などのポジションがあり応募。すると面接に来てくれという。
後日スーツに自転車で企業の面接に赴く。色々な質問に答えること40分ほど。最後に「自分の最後のキャリアを地元企業で終わらせたい」と懇願したところ、これが効いたのかようやく内定を頂いた。
後で人事の方から伺ったところ、自分の今までの経験と実家で行ってきたこと(実家は放送機器の組み立て配線の下請け業、それの手伝いをしていました)が買われて採用したとのこと。

今週半ばには新しい会社に勤務となる。最初は慣れなくて疲れると思うが、幸いなことに通勤によるストレスが殆どないことが救い。自分の経験・知識が活かせることを願うばかり。
#50代の転職 #転職

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