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英単語帳&アプリDistinctionを使った感想

Atsueigoさんの英単語帳&アプリDistinctionをここ1年くらい使い続けてきたので、感想をまとめておきたいと思います。購入しようか迷っている方の参考にしていただけますと幸いです。(この記事はステマではありません)

書籍とアプリで、Distinction1〜4、構文バージョンがあります。どんどん新しいシリーズがリリースされているようで、最近ではイギリス英語バージョンも出版されたようですね。私は1〜3と構文バージョンをすでに何周か取り組みました。主にはアプリで学習をしています。

ネイティブが使うカジュアルな表現を学べる

ネイティブスピーカーが使う特有の表現を多く学べるシリーズです。例えば

・on the dot:(数が)ぴったり、ちょうど
・old school:懐かしい
・bite the bullet:(我慢して)思い切る

などなど。それぞれの単語の意味は簡単でも、組み合わせて使うと特有の意味を持つイディオムです。受験英語ではなかなか出会わないけど、海外ドラマなどでは頻繁に目にする表現が多いです。ネイティブの英語の世界に近づきたい方は挑戦してみるのもありだと思います。

私自身は、以前は時々TOEICなどを受けていたのですが、この数年はもう少し英語学習を楽しんで続けたい気持ちが強くなり、このDistinctionを使った学習に切り替えました。

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例文と訳が自然で実用的

各表現には、例文が2つずつついています。また、同義語もセットなので理解が深まります。

例文とその日本語訳はカジュアルで自然な内容が多く、実際の友人や同僚とのコミュニケーションでも出会いそうなものばかりなので実用的と言えます。例えば

Enjoying a nice glass of wine at the rooftop bar? Sounds like a plan! Give me the details.

(訳)ルーフトップバーで美味しいワインを楽しむって?それでいこう!詳細教えてよ。

同じ表現が繰り返される

また、例文にはDistinctionシリーズ内に出てくる他の表現が繰り返し出てきます。学習を進めていくと、自然と何度も同じ表現に触れることができます。

解説が面白い

各表現には、その成り立ちなどの解説が含まれます。なるほど!と思えるような面白い内容で、ついつい読みたくなりますし、記憶の定着にも良い影響がありそうです。例えば

cut to the chase:要点を言う、本題に入る
(解説)昔の無声映画におけるクライマックスに車などの追跡(=chase)シーンが存在し、それを見たいがために映画お前の部分を早送りなどで切る(=cut)様子から生まれた表現だと言われています。

単語帳もアプリのデザインがおしゃれ

単語帳もアプリもデザインがおしゃれです。英語学習に直接影響はないかもしれませんが、個人的にはその教材を手に取るモチベーションになるので、密かに重要なことなのではと思っています。

個人的な推測ですが、アプリはApple系アプリのUIを参考にしていると思います。非常にUIが近いです。

私の使い方

私はひたすらにアプリで英文をリスニング&音読しています。すでに1〜3と構文バージョンを3、4回繰り返し音読しました。アプリのほうが、例文をタッチするだけで音声を聴けるので便利です。スマホだけで学習できると外出先でも便利です。

注意点

もちろん完璧な教材というのはないと思いまして、いくつか注意点も書いておきます。一つは、資格試験対策には向いてない、という点です。TOEICなどの資格試験は、シーンがビジネスに絞られているので、カジュアルな口語表現というのはそれほど重視されていません。なので、Distinctionのコンセプトとは合っていないと思います。

また、アプリはとてもおしゃれなデザインなのですが、やや使いにくい点もあります。例えば、個人的には文字が小さいので少し読みにくいです。このほうが画面デザインとしてはスッキリしてかっこいいのですが。

以上、総じて素晴らしい英語教材だと思います。興味がある方は、一度アプリなどで試してみてはいかがでしょうか。

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