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2016年10月の記事一覧
丘の上の幽霊
週末にハロウィンのパーティで
一曲うたわせていただくので、
その時うたううたをつくった。
カートコバーン
あるミュージシャンが、
タイトルが思い浮かべば、曲はもうできている、
と言ってたけど、これもそう。
タイトルができたら、曲はできてた。
「カートコバーン」
melancolina storytelling
海のオーロラ
海のオーロラ雨のち光
散らばる太陽小舟が拾う
開けはなしとばしてく
海の高速冬へ続く
荒々しい風をあびて
生きてゆく凍えながら
海のオーロラセキララな夢
水温計が情熱で振れる
悲しみが追いつかない
虚しさが聞こえない
叫ぶような泣いてるような
風にたましいそよがせてる
少年が弱音をはかなかったぶんだけ。
きょうはなにがあったの?
薔薇は少年の弱音をいつも聞いてくれた。
また裏切られた、もういやだ。
ある日少年は気づいた。
薔薇は悩みを聞くたび花びらを落としやせていた。
それからぱたりと少年は弱音をはくのをやめた。
そして秋になり、少年が弱音をはかなかったぶんだけ美しい薔薇が咲いた。