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病気との闘い

私の義妹は去年の5月に癌でこの世を去った。今、私も同じ病で病院に入院している。

薬を飲んで意識不明になって3日記臆がない状態から病院に運ばれた。

もう標準治療をするのはやめることにした。

そのかわり、父がお世話になった緩和ケア病棟に入院した。
緩和ケアのスタッフの皆さんはとても心温かい。

心から感謝している。

ただ私を苦しめるのは高熱と痛み。
5時間にわたる点滴の一滴一滴が落ちてゆくのを眺めながら、自分はもう普通の生活が1人ではできない事に気づかされる。このまま寝たきりの生活になってしまうの?早く家に帰りたいのに。普通の生活がしたい。でも何かに捉まらないと一人で歩けない。

点滴の滴り落ちる一滴毎
これまで生きた人生を重ね合わせ
悔いたる事の多さに涙流る

コロナのこともあり、母との面会は週に1回。本来なら365日24時間いつでも家族と会えるんだって。コロナさえなければ。

いつもと違う生活に苛立ちを覚え、コロナさえなければ、まだ良かったのにと思う。

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