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006.新しいことに踏み出すモチベーション

4月になりました。
「2024年」と考えたら、もう4分の1が終わったんだとそのプレッシャーに焦りますし、「2024年度」と考えたら、新しい一年が始まるなとフレッシュな気持ちになります。要は物事をどう捉えるかという話で、それなら自分の都合の良いように捉えた方が良いよねと思うわけです。

香川県に通います!

さて、既にFacebookなどではご報告していますが、私、この4/1から香川県が解説したオープンイノベーション拠点『Setouchi-i-Base(以下、SiB)』のコーディネーターとして着任いたしました。

ちなみに、SNSの使い分けにすごく苦慮していて、続けるもの/辞めるものをそろそろ整理したい気持ちになっていますが、まずは自分の考えを整理するために文字に起こすことは、定期的にやらねばと思っています。

なので、Facebookはあくまでシンプルに、そしてエッセイはnoteで書いて、三上の癖のある長文を読みたい方はこちらで。そんな使い分けをした方が良いのだろうと思っています。そして、ただのエッセイになりがちなので、もう少し、読んでいただいた方にとっても少しは有意義な記事になればいいなとも思っているので、そういう書き残し方ができればいいなと思っていますが、どうなることやら。

お引き受けした理由〜「希少性」と「学び」

話は本題に戻って、なぜ今回お引き受けしたかと言うと、大きく理由は3点です。「希少性」と「学び」の観点から書いてみます。

  1. 大企業のオープンイノベーション施設と、行政のオープンイノベーション施設を横断して関わっている人は、全国的にほとんどいない。

  2. 会員の事業に対する壁打ち役としての経験値と、施設としてどうあるべきか仕組みや構造などコアな部分の両方に携われる。

  3. 自分が一緒に働いてみたいと思える人がいる。

少し細かく見てみましょう。

1.複数のオープンイノベーション施設に関わる人はほとんどいない

実際のデータはわからんけど、たぶんそんなにいない(はず)。それは考えてみたらわかることなのだけど、コワーキングスペースやオープンイノベーション施設というのは、直営か業務委託(指定管理)で運営されているわけです。当然ながら、会社として取り組んでいるので、そこで働く人は雇用されている社員やアルバイトさんが中心になる傾向があります。ということは、副業が認められていなければ、2拠点に跨がって運営に携われる可能性は低くなるわけです。そもそも、国内にオープンイノベーション施設がそこまで多くないのもありますけどね。

ちなみに、こういうコミュニティに多頻度で出入りし、コミュニティ事情にとても詳しい方も世の中にはいらして、それもまたユニークで希少ではありますが、"中の人"となると、尚更少ないのでは。

更に今回の私の例で言えば、どちらの施設も全国的にその取組が注目され、同業他社からもベンチマークとされることが多い点で、私は特に恵まれていると言えるかもしれません。「市場価値」という言葉は好きではありませんが、キャリアの希少性をどうやって創り出すかは、仕事をする上でとても大事にしています。

2.壁打ち役と施設のコアの部分の両方に携われる

今回SiBでは、コーディネーターとして着任していますが、コーディネーターは、アクセラレーターとしての(会員様の事業に関する相談役、促進するサポーター)役割と、もう一つは施設におけるイベント企画の役割がありますが、私の軸足は、施設として求められる機能をしっかりと遂行できるようにするための仕組作りの部分です。

大阪の施設の構想段階から伴走支援をさせていただきましたが、答えのない中でどうあるべきかの合意形成をしながら試行錯誤してきた経験が多いに活かせる部分だと思いますし、当然ながらそこへの期待は大きいのだろうと感じています。

さらに副産物的なところで言うと、会員さんとの距離が近く、壁打ちの頻度も多いと言うこと。なので、顔と名前と課題が認識しやすく、とても手触り感のあるやり取りが日々行われているのは、来てみてすぐわかりました。これは私にとっても良い経験で、自分も会社員として「0→1」も「1→10」にも関わってきましたし、まだまだ2年目のひよっことは言え、起業した経験もあるので、その辺の経験値は惜しみ無くご提供したいなと思っています。

感覚的にやってきてしまったことを誰かに伝える際、その言語化と再現性の有無はレクチャーする側にとって大きな課題の一つと言えるかもしれません。「優秀なプレイヤーが優秀なコーチになるとは限らない」なんて言いますから、最近では、自分のやっていることを資料にまとめるなどして、ストックを貯めてみています。かなりの生煮え感があるのは否めませんが、これもコツコツ続けていくのが、2024の目標の一つです。


3.一緒に働いてみたいと思える人がいる

常々、人に恵まれているなと思います。(※もちろん人で苦労したこともたくさんありますけど、それを忘れさせてくれるくらい、恵まれているとも思っています。)今回もご縁をいただいて、新天地:香川に通うことになりました

正直ね、私も40歳を超えて、移動時間の長さに体の疲れを感じやすくなってきたなとは思います。横浜〜大阪〜香川〜横浜の移動を毎週行うわけなので、そりゃあ、疲れのせいか飲み過ぎによる不摂生かはわからないけど、顔にブツブツ腫れものができたりするわけです。

でも、それでも、今回はお引き受けしたいと思った大きな理由は、一緒に働いてみたい方々がいたからです。2023年1月23日に独立して1年が経過。一人会社ではありますが、独立してみて改めて感じる醍醐味は、やってみたい仕事・働いてみたい人との仕事を選べるということです。

稼ぐことも当然ながら大事ですが、それ以上に「誰と働くのか」・・・これは、昨今のウェルビーイング的な思想とも相性が良く、すごく重要なことだと感じていますし、僕はかなり重視しています。

この香川のお仕事に限らず、お仕事でご一緒する度に、ご本人たちには、感謝の気持ちを込めて直接お伝えするようにしていますが、一緒に働きたいと思える人が周りにいるということは、とても有難いことです。


「Doing」と「Being」と『with』、そして・・・

ということで、お引き受けした3つの理由について書いてみましたが、これをもう少しマクロに見ると、3つの大事にすべき「生き方」が入っているなと思ったわけです。

  • Doing:何をしたいのか

  • Being:どうありたいのか

  • With:誰といたいのか

こういう観点で仕事と向き合ってみるのも良いかもしれませんね。少なくとも今の自分はこの3つを満たせているような気がします。
そして、ここにもう1つ私が大事にしているものを加えるとするなら、

  • New:新しいのか

でしょうか。これまで体験したことが無いことだと、尚更良いなと思います。"新しい"は、"楽しい" ですから。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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