ここ数日

ここ数日のライブやら賞レースのことを書く。しばらくサボっていてごめんなさい。ここ最近の日記です。飛び飛びですが。サポート大好きなんで良かったらサポートくださいね。

11日大爆笑!ヤーレンズと愉快な仲間たち
ヤーレンズさん主催のライブ。中野芸能小劇場がお客さんでパンパン。基本的にお客さん10人未満のライブ育ちなので大盛況のライブというのは未だにほんのり汗をかいてしまう。とはいえネタも温かい空気の中でやらせてもらえて「大爆笑!」というタイトルに恥じない心地のよい空間だった。

ヤーレンズさんとサスペンダーズさんと中MC。
サスペンダーズさんが「黒田さんと実はあんまり喋ったことない」と言ったのに対して「僕は親友だと思ってました」といつも通りのテキトウなボケでいなした黒田さん。
それでも依藤さんは親友と言われたのがシンプルに嬉しかったみたい。帰りにご飯に誘ってもらえた。

ブリキカラスと依藤さんで初ご飯。
コスパの良い焼肉屋へ。
なんとなく今まではお互いの芸歴がなあなあでやってきたのだけど正式にデビュー年を照らし合わせて同期だということがわかる。
社会において同期というのはやはりそれだけでほんわかと嬉しいもので。
心の距離はグッと近づくけど、かと言っていきなりタメ口で会話できるほど僕たちは器用ではなくて。

ひつじねいり細田とも最近までお互い敬語を使ってたけどどこかのタイミングで切り替えていつの間にかタメ口で喋るようになっていた。どこかのタイミングでどっちかが勇気を持ってタメ口で喋って相手もそれに合わせてタメ口になって。最初は気恥ずかしいけどそれが普通になっていく。様式美。
ちなみにひらおか族みたいな同期とわかった瞬間に様式美なんのそのでタメ口で喋りかけてくれる強者もいる。そういう同期もいるとだいぶありがたい。

ヤーレンズさんとの小一時間のかるいツーマンが10/23にありますんでそちらも大爆笑なんで是非とも。


14日KPROのライブのヘビセン
お久しぶりのナルゲキ。モンローズのマエノさんがいると内気な僕たちをコーナーなんかで前に出してくれるからありがたすぎる。

KPROのライブではジェスチャーゲームをコーナーにやることが多い。ジェスチャーゲームってゲームをこなしているだけで楽しいしお客さんからしても笑えて盛り上がるしでつくづく最強のゲームだと思う。
ボケても盛り上がるし。真面目にゲームをするだけでも盛り上がる。成功しても盛り上がるし、下手くそでも盛り上がる。ジェスチャーゲームで盛り上がっていないところを見たことがない。エンターテイメントの頂点なんじゃないかと感じることがある。

夜はたぬきごはん宍倉さんに誘われて飲みに。この日、たぬきごはんさんは見事M-1の2回戦に合格。さすがです。宍倉さんが呼んでいたモダンタイムズさんの知り合いの人とも友達になれた。3人でめでたい夜を嗜んだ。

16日おもしろフィロソフィー
今週2回目の中野芸能小劇場。芸小のロビーにはソファーが向かい合わせになっている場所があって、そこで空き時間に仲間とおしゃべりするのが醍醐味だったりする。
この日はネコニスズさんと太陽の小町さんと開演前にくつろいだ。館野さんの誰にも届かないプロ野球スピリッツのアプリへの愛情をみんなで聞いてあーだこーだ言ってるのがとても心地よかった。
スラムダンククイズという30代爆上がりの企画もやったりして気づいたらみんな出番直前だった。
芸小のあのソファー席なんか好きなんだよなあ。あの空間を家にまんま持ってきたいなと密かに考えている。

昼頃のライブだったので家に帰って昼寝をしたら19時ごろだった。暇だなあと思いながらインスタライブでM-1の2回戦の合格発表を見ていた。すると猫背うなぎの寺田も結果発表を見ていると左下に表示される。猫背うなぎは昼間のライブが一緒だった。この配信見ているということはこいつも暇だろうと夕飯に誘ったら快諾してくれて一緒に餃子を食べに行った。
猫背うなぎがM-1に落ちた直後だったので、怒りっぽい寺田の口からは「あー!ムカつくなあ」という言葉しかほぼ出てこなかった。

「メロディさん!ムカつきますねえ」

僕は別にムカついていない。寺田は自分のムカつきに共感を求めてくるのでこんなやり取りが毎回ある。
よくよく考えると寺田と遊んで生産性とかがあったことはないのだけど。その生産性のなさを求めに行っている節もある。


18日M-1の2回戦
一昨年は運良く準々決勝まで行けて去年は調子に乗って2回戦で初日を選んだら爆死。今年はリベンジに燃える。というほどでもないけど心の体温は平熱よりは高い感じ。
終わった後の手応えは、うん。まあウケたな。でも爆笑でも落ちた人もいるって聞く。もしかしたら足りてないかも。そんな感じ。

そもそも2回戦の会場である5656会館がブリキカラスはとても苦手。5回中1回しか突破したことがない。唯一の準々決勝に進んだ年は2回戦がルミネだった。それ故に5656会館は2018年以来突破していなかった。

  
神保町のライブに呼んでくれたりする太鵬が僕らの後ろの出番。ネタは聞けていないんだけど帰り支度を終えてエレベーターに向かう途中で太鵬がM-1事務局からインタビューを受けているのを見かける。こういうの見ると「あいつら後ろで相当ウケたんじゃないか」と不安になる。

19時。インスタライブで結果発表が始まる。MCのタケトさんが面白おかしく盛り上げるのだけど演者からしたら早く楽にしてくれー!という感覚。

自分の番が近づいていく。僕たちのエントリーナンバーは544。前のブロックの大自然さんの名前が出た。呼ばれるとしたら次。タケトさんの口から頭の「5」という数字が発せられる。ここからの体感はスローモーション。

「5まで聞こえたらもう大丈夫か?いや待てよ。次の太鵬はエントリーナンバー5000番台だったはず。ご…せんと続いたら終わりだ!頼む!ご…ひゃくと続いてくれ」

一瞬の間にこんな陳腐な思惑が頭を駆け巡った。世界はスローモーションのまま。

すると、タケトさんの口が母音のaを発音するときの縦に大きく開く形へと動き始めた。これは受かったかもしれない。ここからスローモーションが解ける。
「544 ブリキカラス」
やったー!両手を上げてガッツポーズ。一緒に配信を見てくれたセバスチャンの原田さんは「なんだよ、つまんねえな」と悪態をついていた。
太鵬も連番で受かっていて嬉しかった。

19日レジェンド魂!
トム・ブラウンの布川さんに「昨日ウケてたらしいっすねえ。評判すごく聞きましたよ」と話しかけられた。

「ウケましたけどあんまり行ったなって感じではなくて。もっとウケたかったなあと思いました」
僕が正直なところを伝えたら

「多分それ自分の満足できるラインが上がってるんですよ。ステージが上がったからそう感じるんです」
なんてカッコいいことを言ってもらえた。
ファイナリストを感じた。

そのあとハッとしてすぐに
「あ、やべ!ちんこちんこ」
自分の好感度が上がったのを下ネタで相殺してきた。
布川さんらしかった。

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