One Breath

海とシーシャと本が大好きなOL。 言葉を、愛しています。 一度レールから外れるべく、…

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海とシーシャと本が大好きなOL。 言葉を、愛しています。 一度レールから外れるべく、大奮闘中。 海のなかに、よくいます。

マガジン

  • ▶▶LIFE

    ちょっとした"違和感"を見逃さないこと。 ここからどう人生が変わるのかの個人的記録。

  • ▶︎▶︎海、もぐること。

    息を止めて、ほんの一瞬のエスケープ。 海で感じたことを書きます。

最近の記事

泡のなかで生まれ変わったシルバーアクセと退職を決めた日の話

不意に思いたち持ちうるシルバーアクセの全ての黒ずみを取った。 方法は簡単。 お皿にアルミホイルを敷いて重曹を入れたらお湯を注ぎ、すぐにシルバーアクセを投入するだけ。 お湯を注いだらすぐに重曹が反応しはじめ、シュワシュワと子気味のいい音を立てて小さな泡が上り始めた。 あわあわとシルバーアクセをどぼんと投入し、あとは放置。 仕事のMTGをこなしてたら気づいたら1時間が経過。 あ、忘れてたと焦って確認したら、生まれ変わったかのようにピカピカのアクセたちが皿の底に寝転がっていた。

    • 生と死、咽返るほどの濃密な自然を感じさせる島<与那国>

      今年の3月、例年のごとくハンマーヘッドシャークの大群を狙いに日本の最西端、与那国島に飛んだ。 断崖絶壁の孤島のを取り囲む壮大な深い蒼い海。 沖縄観光名所の煌めくソーダブルーの海とはこれまた違う、荘厳な海。 一歩弱い心を見せれば途端に全てを飲み込まれそうな神秘的なこの海が私はとても好きだ。 船で沖に出てわりとすぐ、予め用意をしておいたタンクを勢いよく背負い、半ば強引に海に飛び込む。 底の見えないブルーウォーターのなか、皆で息を潜めてサメの群れの影を見張るのだ。 気配ひとつ

      • 海、もぐること。<奄美大島>

        たった一息、吸い込んだ息を止めて、 自分の体内にありったけ溜め込んだ酸素だけで 深い海のなかにほんの一瞬お邪魔をする。 私にとってこの現実世界からエスケープできる唯一の瞬間。 海とひとことで言ってもどの海も違っていて(しょっぱさや色味も大きく違う)、まずは最愛の奄美の海について書こうかな。 沖縄とも本土とも違う、また個性的な文化を持ったこの島の海。 ビーチではとろみのあるミルキーブルーに染まった海水が ベージュ×白の優しくあたたかい砂浜に柔らかに打ち寄せていた。 ビー

        • ほんのちょっとの違和感を見逃さないこと

          数日前のこと。 ラスト20代の誕生日にいつでも行けるか、とケーキ屋を後回しにしてその日に出会ったばかりの友人のテキーラに付き合ったせいで、あれだけ食べたかった丸いケーキが食べられなかった。 (翌日、改めて素敵なレストランで彼にデザートを食べさせてもらったが、それは"丸く"ないティラミスだった。) 違和感に敏感になること。 そこで感じたその気持ちは自分の本来の心の声を見直す最大のきっかけになると、現在進行系で読んでいる吉本ばななさんの『「違うこと」をしないこと』に書いてあっ

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