溶け出した醤油

プログラム勉強中の大学2年。 C#と.NET大好き人間。 低レイヤー技術も好物。 B…

溶け出した醤油

プログラム勉強中の大学2年。 C#と.NET大好き人間。 低レイヤー技術も好物。 Blazorを使ってポートフォリオ作成中。 ※ 私はアフィリエイトとかはやってないので、記事内のAmazonリンクはただの紹介です。

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  • OS開発勉強奮闘記

    『ゼロからのOS自作入門』を読み・写経した勉強のログ

  • 読了報告

    私が読んで感想を書きたいなと思ったものを、つらつらと書いたもの

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OS開発はじめたよ OS開発勉強 #1

 またまた新しい事を始めたので、つらつらと書いていこうと思う。 OSOSとは  上はWikipediaのOSのページから引用した一文。身近な例としては、WIndows・Android・iOS・MacOSなどなどがある。じゃあ、こいつらは何をしているのか。それがこの一文。だが、どうにもわかりずらい。そこで独断と偏見によって、OSの仕事は大まかに三つに分類し捉えてみる。 OSの機能 1. ハードウェアの抽象化  OSの肝となる機能の一つにハードウェアの抽象化があげられる。

    • #7 OSクンのマルチタスク

       忙しさ&色々インプットするの楽しすぎて、まったく更新していないことに…….. 久しぶりに書きます、OS記事。今回はOSのマルチタスクについてです。 参考書籍 いつもの本。MIkan本。 書籍名:「ゼロからのOS自作入門」 著者:内田 公太 出版社:株式会社マイナビ出版 ※ アフィリエイトリンクではありません。飽くまで書籍の紹介としてのリンクです。 マルチタスクとは? マルチタスクと聞いて、どんなイメージが湧きますか? Youtubeで動画を見ながら、ゲームをや

      • #7 ナゼナニ ディスプレイ表示

         今回は普段使っているPCやスマホが、どうやって画面を表示させているのか。その仕組みや考え方について、OSの勉強で学んだことを書いていきます。 テキスト いつものMikan本。今回ここに書くことは、これから学んだことを自分なりに解釈したものなので、しっかりと勉強したい人は是非かってみてください!なぜコンピュータが動くのか気になる人は、必読の一冊だ!。 書籍情報 内田公太, 「ゼロからのOS自作入門」, 株式会社マイナビ出版, pp1-743 1. PCてどうやって画面

        • 備忘録:WSLをもっと使いこなすために

          最近の開発では、WSL中心で行っています。  やりたいこと毎に、環境をセットアップして… という感じに。これが大変便利です。Dockerなどの外部ソフトを使わなくても、軽量なLinux環境がサクサク使える。  しかし、資料が少ないので使い方をマスターするまで時間がかかったので、備忘録を兼ねて共有を。 内容について 2023/04/06現在、この記事ではWSLのディストリビューション側の設定に注力して書いてあります。Windows側のメモリ割り当ての仕方とかはインターネット

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        OS開発はじめたよ OS開発勉強 #1

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        • OS開発勉強奮闘記
          6本
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          4本

        記事

          Blazor Wasmが動かなくて焦った話。

          端緒 ある日の出来事であった。3月の下旬、暖かな陽気の中の昼下がり。ある男は就活に向け、ポートフォリオを開発していた。サマーインターンに間に合えばいいな~などと、ゆったり開発している彼に晴天の霹靂。 「う、動かん。なぜだ!!」 そう昨日まで動いていたアプリが、突然動かなくなっていたのだ! 2023/03/16 事件発生 まあ、その男が私なのですが。本当にびっくりしました。急に動かなくなったので。  開発していたのは、.NETのBlazor WebAssembly(以下

          Blazor Wasmが動かなくて焦った話。

          #6 newの魔術

           プログラムをやったことある人なら知っている…..かもしれないnew演算子。JavaやC#、C++とか、そのほかいろんな言語を触ると出てくるnew。これのすごさについて語りたい。 テキストMikan本様、いつもお世話になっております。 そもそもnew演算子とはclass Hoge{ ...... クラスの内容......}Hoge hoge = new Hoge();  new Hoge()のnew。これがnew演算子。といきなり具体例を出したですが、どうでしょう。息

          #5 割り込み処理をやる

          さてさて、サボり気味のこのマガジンを更新。 今回は、割り込み処理についてまとめてみよう。 テキストいつもお世話になっている。メチャクチャ良い本。 1. 割り込み処理とは? 割り込み処理の仕組みがどうなっている云々の前に、割り込み処理とは何ぞやということについて説明をしたいと思う。  古に書いた#3のマガジン、PCI・USBドライバ作成の話に少し戻る。一応リンクを張ってみたものの、今回の話は全部目を通さなくても大丈夫。  ここで理解してもらいたいのは、USBやPCI(

          #5 割り込み処理をやる

          #4 メモリー管理の基礎

          コツコツと続けている『ゼロからのOS自作入門』。メモリ周りのお話が面白かったので、まとめてみる。 メモリとは 今回はメモリの扱い方について書いていくのですが、そもそもメモリとは何かというお話から始めましょう。 これはウィキペディアからの引用です。 色々と横文字で書かれていますが要点としては、 CPUと直接繋がっているよ 読み書きが速いよ 容量は小さい CPUの命令が読み書きできるよ といった感じです。 CPUの代わりにデータや命令をストックしておくこと。

          #4 メモリー管理の基礎

          読了報告#6『僕が君の名前を呼ぶから』

          面白かった。みんなも読もう! 書籍情報タイトル:僕が君の名前を呼ぶから 著者:乙野四方字 出版社:株式会社早川書房 前の二作について 『僕が君の名前を呼ぶから』と同じ世界観を共有する物語に、『僕が愛したすべての君へ』と『君を愛したひとりの僕へ』があります。この2作に関しては、おそらく5~6年ほど前の作品だったと思う。当時、中学生だった時にぶらりと寄った本屋で遭遇したことを覚えています。 そして今回も、特に目的もなく行った本屋で本作とも出会った。 今回も衝撃的だ

          読了報告#6『僕が君の名前を呼ぶから』

          読了報告#5 『ミミズクと夜の王』

          ふらっと寄った本屋でとてもいい本と出合えた。 書籍情報タイトル:ミミズクと夜の王 完全版 著者:紅玉いずき 出版社:株式会社KADOKAWA 人の優しさ 個人的にこの本のテーマはこれだと思う。 物語としてはファンタジー。典型的な魔王と人との対立構図のもとにストーリーは展開されていく。イレギュラーとしては、主人公は騎士でも巫女でもない。みすぼらしく惨めな少女であること。ここではあえて仔細は伏せるが、この少女――ミミズクが主人公であることにこの本のカタルシスがある。

          読了報告#5 『ミミズクと夜の王』

          #3 PCI・USBドライバ作成

          OS開発の進捗。 ドライバの意味、わかります?プリンターなんかを使うとよくドライバって言葉が出てくる。 なんじゃそれ、状態だったのが今回の勉強でしっかり分かった。 ハードウェアを操るソフト or アルゴリズム これがドライバの正体。 車を操る人はドライバ。これのアナロジーで、ある特定のハードウェアを操るアルゴリズムもドライバ。こういうことらしい。 ドライバ ―― OSの抽象化の仕事を担う思っていたよりも重要なものでビックリ。 USBのホストドライバ 今回はUS

          #3 PCI・USBドライバ作成

          情報処理安全確保支援士試験 合格しました!!

          いやー、頑張ったかいがあった。何とか合格いたしました。 報告を兼ねて、感想を書ていく! 毎回、情報処理安全確保支援士試験と打つのは面倒なので、公式の略称SC試験とこの記事では記します。 とりあえず嬉しい!! なんといってもこれ。 達成感というか、やっと終わったというか。 試験自体は、4/17に実施。成績発表まで、約2か月。試験の一部の問題に関しては、解答がIPAのページにアップされていたので自己採点ができた。がそれ以外は全くわからない。なんかできたなーという手ご

          情報処理安全確保支援士試験 合格しました!!

          情報処理安全確保支援士...合格!

          情報処理安全確保支援士...合格!

          #2 ひとまずKernelまで作ってみた

           だいぶ前に投稿していたOS開勉強について。ちょっと進んだので、いろいろと感想を書いてみる。  実際の技術的な内容が気になる方はテキストを買ってみるべし。 低レイヤーに触れている楽しさ 普段何気なく使っている、ソフト達の根っこを見ることができる!  これが何と言っても、勉強していて楽しい。私たちが普段使っているソフトやアプリ、果てはプログラム言語は低レイヤーの処理が隠されている。 例えば、メモリはどうやって確保しているのか?OSはどうやって起動しているのか?…… などな

          #2 ひとまずKernelまで作ってみた

          読了報告#4 『教養として学んでおきたい哲学』

          書籍情報教養として学んでおきたい哲学 著者:岡本 裕一郎 マイナビ出版 哲学入門書の入門書 本書は哲学史を網羅的かつ簡便に書いてある。というもの哲学素人の私でもって理解が容易だった。ギリシャから始まり、おおよそ2500年。150ページ余りで、なんとなく全てに触れ潮流を掴めるのが非常に面白かった。 哲学は役に立たない 本書に書かれていて一番驚いたフレーズ。まさか哲学書が自ら役に立たない宣言とは!  とはいえ勘違いをしてはいけない。これは科学の様な生活に直結する類のものでは、

          読了報告#4 『教養として学んでおきたい哲学』

          Javaの勉強を終えて

           今回はJavaの勉強を終えての感想をば、綴っていきたいと思う。 簡単! 前提として、筆者は仕事・プライベート共にC#をメインに使っています。 これがよかったみたい… 簡単だ!  これが第一の感想になります。どこかで見たことある文法、記法が盛りだくさんでした。結果ゴリゴリと進む。それもそのはず、C#の派生元となる言語だからです。プログラムを書いている側からみたら、その違いはほぼ感じられない感じ。C#を書いたことがあるひとだったらスッとなじむ言語だと思います。 超本格的

          Javaの勉強を終えて