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忘れられない靴

私には忘れられない靴というのが二足あります。

一つはオーロラシューズ。
臨月のお腹を抱えて代官山まで行き、23歳の誕生日プレゼントとして夫に買ってもらいました。ブラウンのニューチャイニーズは妊娠中に15㎏増量した私の足もすんなり包み、とっても歩きやすかったです。
産後痩せてからも同じサイズで履けたし、素足でも靴下でも履けた。
なんだかトラベリングパンツのような靴だなと思っていました。
(トラベリングパンツは様々な体型の子が穿ける不思議なデニムで、仲良しの友達の間をデニムが旅してまわるお話です)
去年手放すまでたくさん履いたので、実に8年!時々拭く程度で、特にお手入れもせず、がしがし歩きました。感謝でいっぱい。またいつかお迎えするかもしれないなあ。今度は黒かなあ。と思っています。

二足目がSAYAのオックスフォードシューズ
これは新婚旅行でヨーロッパに行く時に「いっぱい歩くんだから歩きやすい靴がいいよ~!」とお義母さんが新宿伊勢丹で買ってくれました。
それまで私は黒い靴というのはあまり持っていなくて、大体ブラウンかキャメルだったのですが、ソールがベージュなのがとても可愛くて黒にしました。

いつもの服全てに合う靴で毎日のように履きました。仕事でもプライベートでも大活躍でした。
こちらは一度ソールの交換をして、10年履きました!(ちなみに私は第一子+15㎏、第二子+20㎏の増量をしたのですが履けた。体重が戻ってからも履けた。すごい。笑)

最近この二足のことを頻繁に思い出していたのは、歩きやすくて可愛くて相棒になってくれるような靴が欲しいなあという気持ちからでした。

SAYAの靴を買いなおそうかなと考えたのですが、今は同じようなデザインは無い様子。だけどHPを見ていて気付きました。

デザイン性と機能性。それは、靴をデザインする上での大きなファクター。しかし、機能を大事にするとデザイン性は落ちる。デザイン性を追求すると機能が損なわれる。靴のデザインにおいてこの2つのファクターは、得てして相容れません。それを両立させたのが SAYA。

そして両立のコンセプトが「機能をデザインする」 靴は、歩く道具です。その道具に必要な機能を満たすための素材、製法を吟味、決定。その素材、製法が生きるデザインを考えます。そこに生まれたのが、SAYA。快適に歩け、美しく装える「靴」です。

SAYA HP(https://raboki-webstore.com/brand/SAYA/

靴は、歩く道具です!!!!

前回のnoteと繋がったことで、やっぱりSAYAの靴が欲しい!と思うように。
いくつか候補を絞って、試着。
本命かな?と思ったローファーは私には大人っぽすぎました。(スクエアトゥのビットローファーだと私には大人っぽいみたい)(GUCCIはラウンドだから似合ったのかも)

そして、不思議なルックスだな???一応試しておこうかな?と思った靴が、これだ!!!!となり購入することになりました。

(他にも持っていた靴に見た目が似ていたルカ・グロッシの靴や今キャメルのウイングチップを愛用しているECCOでもローファーを試しました^^)

はあ、安心して歩けて、全ての服に合う、バッグとも相性良い、尚且つ私らしい靴。

個性むき出しというより、そんなに主張しないけれど、やっぱりちょこちょこ変わっているよね…というのが私の性格でもあり、私の正露丸の出し方なのだと思います。一応人間界に潜入する魔女ですので、馴染みたい気持ちはあるんです。笑

変わったカッティングのこの靴はスカートの時は黒靴下と合わせて、パンツの時は肌か色を出しても可愛いな~!と思っています。

靴が定着しないと、心許ないというか、それこそ足元がおぼつかないみたいな気持ちだったので、とっても嬉しいです。ぐんぐん歩きます~!(ほとんど車だけど~!笑)

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