報酬をちらつかせ 行動を操作しようとする

「ちゃんと 出来たら お菓子買ってあげるから！」

よく、耳にするセリフ

しかし その効力が

ある お子様
ない お子様

その違いはなんでしょう

【効力があるお子様の場合】

・普段 大人が 子供との約束を 必ず 守っている

・日常では 報酬をエサに操作していない

【効力がないお子様の場合】

・普段 大人が 子供との約束を破っている

・報酬をエサに操作しようとしている頻度が多い

・子供がやらなかった時も 報酬を与えている

子供を報酬で 操作しようとするのは

いざという時

ここぞ と いう時 に 使っていれば

やる気が出たり つらいことを乗り越えられる

スパイスになります

が、しかし

ただ 大人が

子供に 言うことを 簡単にきかせたいからと

日常的に

「○○してあげるから ××しなさい」

「これあげるから 静かにしてて」

と 報酬を使っていると

報酬がなければ 動かない

報酬がもらえるのが 当たり前になると

少しの報酬は 報酬ではなくなる為

もっと大きな報酬を要求する

見返りを常に求める子になる

約束した事を すっかり忘れているなと

安心している大人さん

子供は きちんと

嘘つき と認識しています

「すぐ 終わるから！」

って なだめないで

すぐ終わらないから

約束は 守らなくてよいものって認識し

子供が約束を守らないのは

約束を守らなかったり

ごまかしたりする

大人の姿を見ています

撮影中 アシスタントさんは

子供達と約束を 守ってますか？