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【ボカロで学ぶ】ドラムってどんな音? ~バスドラ編~


ドラムどんな音シリーズ!

前回は”スネア”について紹介しました。
んで、今回はバスドラ編!
バスドラってなんだ??どんな音??という人に向けて解説的なことをしていきたいと思います。
さっそくいきますよ!




バスドラってどんな見た目?

前回と同様に、ドラムセットを用意しました。
この中でバスドラは~~・・・?

ココーーーーーーーー!!!
さらに拡大すると・・・

こうなってます。これがバスドラム、通称バスドラです。キックと呼ばれることもあります。
前回紹介したスネアと違い、こちらは横たわっていますね。
ということは、次の疑問が生まれてきます。



バスドラってどうやって叩くの?

このバスドラ、床の上に直接置いてある状態なので、太鼓のようにスティック持って叩くには体勢が無理やりすぎますよね。
代わりに、これを使います。

じゃん!キックペダルもしくはフットペダルと呼ばれる代物です!
これを・・・

セット!

このように接続したら、キックペダルの斜めになっている板の部分を踏むことで、上に伸びている棒が振り子のようにブン!と動いてバスドラに当たり、音が鳴るというわけです。

ですので、前回のスネアを鳴らす際に「スネアを叩く」と言うのに対して、バスドラに対しては叩くというより「踏む」と形容されることがほとんどです。



バスドラってどんな音?

百聞は一聴にしかず。(意味不明ことわざ)
まずはGaragebandで聴いてみましょう。

めっちゃ低い。
これがバスドラの音です。高い音の方が通って聴こえるため、スネアと比べると聞き取りづらいと感じる方もいるかもしれません。
しかし侮るなかれ、実はスネアと同じくらい頻出で重要な楽器なのです。
どらくらい重要なのかというと、バスドラとスネアだけでビートが作れてしまうくらい。

具体例として、前回のスネア解説noteで挙げた「ラグトレイン」の冒頭を聴いてみましょう。

同じようにドラム部分の抽出も貼っておきます。
『この部分だと口頭で表すなら”ドドタン、ドタン”』だという話をスネア編にて書きました。このうち”タン”がスネアだよっていうのが前回の復習なのですが、”ドド”と”ド”の音が今回取り上げているバスドラの音なんです。伏線回収!


他の曲も挙げていきます。「ラグトレイン」と同様にバスドラとスネアのみの部分ですので、聴き取ってみてください。

2:15~2:23あたり

00:42~00:51あたり

上で貼ったドラムセットを見ると8つくらい楽器がありますが、そのうちの2つだけでビートが成立してしまうパターンがあることから、バスドラの重要性が窺えます。

今回はわかりやすいようにバスドラとスネアだけが鳴っているものを取り上げましたが、8ビートとか4つ打ちとかのリズムでは基本的にバスドラは鳴っているものだと思ってもらって大丈夫です!
たとえば今回挙げた曲たちでも、取り上げた部分以外でバスドラの音が鳴っているところはたくさんあるので、バスドラの音がわかってきた方はぜひ聞き取れるかどうかチャレンジしてみてください!


まとめ

バスドラの説明は以上で終わりです!
低い音だけに聞き取りにくいですが、ドラムの中核を成す重要な楽器であり聴こえるようになるとドラムの楽しさが途端に広がる楽器でもあります。これを機会に、ぜひ好きな曲のバスドラを聞き取ってみてはいかがでしょうか?

スネアと違ってバスドラには音の種類とか特にないので、かなりシンプルな文量になったと思います。読みやすくなっていれば幸い!
「説明少なすぎてわからなかった、このへんもっと説明ほしい」とか「こういう視点の解説ないの」といった要望や言いたいことがありましたら、ぜひ教えてください!!


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