OIと値動きのこうさつver2.0

ウマぴょい

はじめに

こちらに関してもうちょっと真面目に考えてみた&どうせなら他の要素も合わせて見ちゃおうっていうホモのよくばりセットです。
無料部分では各指標のざっくりとした説明、有料部分でそれぞれを組み合わせた考察をしていきたいと思います。
最初に身も蓋も無いことを書いてしまうのならば、
養分さんせん。さんraテクさんのほうが手法として確立してるところが多いので、とっとと真似して金儲けたいならそちらのnote買って読んじゃうほうが手っ取り早いです。私のは蛇足です。

※注意
こちらのnoteは特定の手法が必ず勝てるトレードであると推奨するものではありません。
自分の考察から導いた私見であり裁量でトレードをする上での指標の判断基準の一つとなり得る提案であることをご理解ください。

価格

言わずもがな、だいたいみんなが「チャート」って言ってるやつです。
x軸(横)が時間、y軸(縦)がペアになる通貨のレートです。
BTCUSDだったらBTCとUSDのペアです。BTCUSD=50,000ならBTC1枚買うのに50000$必要ということになります。
時間の流れで価格は変わるのでその移り変わりを描いたのがチャートと呼ばれる一枚の絵画になります。かわいいですね。

OI

Open Interest(未決済建玉)と呼ばれます。
名前からわかる通り、「決済されていない建玉」=「今先物で溜まっているポジション」になります。
なんで現物にOIがないかって?
現物は「〇〇ドルで買いました。もうあなたのものです」だけの単なる売買なので決済しなければならないポジションという概念がそもそも存在しません。
なので基本的にはデリバティブかオプションで使われるものでしょう。たぶん。
なのでここでの扱う情報としてはシンプルに「その時のポジション量が増えてる/減ってる」だけでいきます。

Liquidation

清算っていってるやつです。
だいたい損切り。
保有しているポジションが解消されるとこの値が増えます。
ゆえにこれも現物にはなくてだいたいデリバティブで語られるやつです。

Volume

出来高です。そのローソク足でどのくらい売買量があったかを見ています。
(個別銘柄ではない指数や為替などについては出来高ではなくティックの振れ方で見ている説があるのでちょっと信用できない)
仮想通貨銘柄を各取引所のチャートで見ている分にはたぶん問題ないと思います。

価格乖離

各取引所間の同商品の価格差、またはインデックス(だいたいいくつかの取引所の平均価格)からどのくらい乖離が発生しているかです。
イコールではありませんがいわゆる金利(無期限先物とインデックスの乖離をベースに計算された資金調達率=FR(Funding rate))とも相関するものです。
今回のデリバティブ養分ムーブと照らし合わせるにはいい材料かもしれません。

これらはデリバティブを触るという前提で見ておく

上記のうちの「OI」「清算」「価格乖離」はいずれもデリバティブ取引においての指標になります。
結局は値幅を取るだけなのでインする場所やクローズする場所は現物でやってもさほどは変わらないと思いますが、あくまでも「デリバティブの指標を見ながらトレードしている」という前提は頭の片隅に残しておいた方がいいかもしれません。

それぞれの指標の相性

どれが一番といったものは特にないと思います。
ただ、ずっと見ていればローソクの形や走り方などで「ああ清算きたな」みたいなのは肌感覚で掴めるようになってくるので見てない人もいるのではないかと思われます。

トレーディングビューで見ることができるのは「価格」と「出来高」そして「価格乖離」で、OIや清算についてはTrading Liteなどの別のチャートサイトを見るか自炊するしかありません。
取引所の価格乖離はインジケーター作ってるので興味がある方はそちら見てみてください(宣伝)
一番手っ取り早いのは出来高で、これが大して立ってないのにビュンビュン飛んだり落ちたりしているところは薄商いの中で飛んでるだけなので持ち合い作るのが濃厚なのではというのが個人的な思いです。
以下有料部分でもうちょい突っ込んだ組み合わせと考察を出してみます。

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