A4-1 Strategy Tester

はじめに

※試作機。購入者からの要望を聞きながら気が向いた時にアプデ
していきます。

世の中色んなインジがありまして、サインが出るものなどもいっぱいあります。手法もいっぱいありまして、「シンプルなルールで勝つ」と謳うものもあります。
インジなどは裁量補助として目視も兼ねてその時その時の判断で使うのでいいのですが、サインや線がいっぱい出てきて「ここ効いてますよね」とか言われると、じゃあその通りにエントリーして勝ってるの?というモヤモヤした気持ちが生まれます。
サイン山ほど出してればどれかは当たるものでして、勝てるかと言えばサインをちゃんと選んでトレードに落とし込める人なら勝てるでしょうねというのが正直な感想。
自分で検証できればいいのですが、なかなかコード覚えるのは億劫だし書くのもめんどくさい。とてもわかります。
なのでコード書かなくても簡易的なバックテストを行えるものを作りました。
コードも出しておくのでこれを機に実際に数値とグラフで自分のトレードを振り返る足掛かりになれば幸いです。

何ができるの?

SMA、EMA、BB、エンベロープ、高値安値(中央値)、RSI、RCIおよびOHLC情報、任意の固定値を元にしてストラテジーを構築します。
現在実装しているのは1つまたは2つの条件下でのエントリーおよびクローズのみとなっています。
そのため、実質的な使用法としては
・ドテンロジック
・条件を絞っての片打ちの勝率
を探る際には現状ある程度有効であると思います。
なおチャート上にはロジックで使用されるインジケーターが自動で表示/非表示になります。
損切についてはロジックの条件が状態判別のためうまく機能しないことを予想し現段階では実装していません。この問題を解決したら損切の実装ができるため、しばらく時間をください。

操作画面

日本語を話すように並べていけばロジックの完成です。
上の画像では

「SMA1」が「SMA2」を「上回っている状態」「かつ」「安値」が「SMA1」を「下回っている状態」で「ロング」をする

というロジックになります。

「かつ」という部分のチェックボックスを外すと、1つ目の条件のみを判定します。
上の画像の場合では

「SMA1」が「SMA2」を「上回っている状態」で「ロング」をする

というものに変更されます。
また、横のカラフルなボタンは該当のインジケーターの色となっており、選択することでカラー変更が可能です。

下の方へスクロールすると、それぞれのインジケーターのパラメーターの設定画面に映ります。ここで好きな数値を入力してOKを押せば反映されます(反映までに少し時間がかかる場合があります。もしうまく読み込まれない場合、一旦非表示にしてから再度表示しなおしてください)

チャートに表示した図。仕様上色が重なる部分は混ざったカラーになってしまうのはご愛敬。
こちらは上記の例に出した

「SMA1」が「SMA2」を「上回っている状態」「かつ」「安値」が「SMA1」を「下回っている状態」で「ロング」をする

というロジックです。


組み合わせ次第ではこんな結果も


いちおうアプデ予定

①利食い/損切機能の実装(できれば部分利食いも)
②ロット管理の強化(単利および複利の選択)←損切できないと無意味なため①の後
③要望によってインジケーターの追加・アップデート
スクリプトの都合上無制限に機能追加できるわけではないので、なるべく不便を感じないようにしつつバランスをとって調整していきたいと考えているので、その点はご了承ください。
修正を除く機能追加などのアプデは順次値上げする場合があります。

noteについての質問などはTwitter(@lasthopelonger)までお問合せください。

以下、有料部分にてソースコード。

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