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50代 古い価値観を捨て新しい概念を少しづつ受け入れていく


皆さん、おはようございます。


今日は、「50代 古い価値観を捨て新しい概念を少しづつ受け入れていく」

というテーマで綴ってみたいと思います。



私はかれこれ30年近く、

「なぜ生きるのは辛いのか?」と考えながら生きてきました。


頑張っても出ない成績、
見た目重視の「ルッキズム」、
働いても働いてもお金が足りない、
欲しい物ややりたいことをいつも我慢する、


など、ずっと欠乏感や報われないような感覚の中で、
努力をしてきているような人生でした。


そしてある時、
これまで苦しみながら耐えて生きていることが正しいと思っていたのに、


「苦しみの原因は自分にある」
と言う、衝撃の事実を知ります。


嘘でしょ?

まさかの、自分が原因?

はぁぁ?

納得いきません!!

だってそれらが正しいと教えられてきたし、

それをすれば未来は幸せが待っていると本気で思ってた。

そのために相当頑張ったし、
めちゃくちゃ我慢してきた。

欲しいもの、行きたいところ、
やりたいこと、食べたいもの、

たっくさん我慢してきた。


この我慢は一体、何だったのだろう???
もう虚しさしか、ない。

調べてみると、
それらが昔の軍事教育の名残だという事が段々とわかって来た。


そして戦争はとっくの昔に終わっているのに、
自分の体の中に「漠然とした耐えがたい苦しみ」という感覚だけが残っていた。


それは時代に置き去りにされた、可哀そうな自分だった。



古くしみついた価値観も自分で変えなければいけない


しかし、自分が苦しくても、
それが他からの影響だったとしても、

良くない考えや悪い概念が自分の中に残っている以上、

それを自分で捨てなければならない事がわかった。


その時、信じていたものを失い、
自分のアイデンティティみたいなものも、
何もなくなった。

自分がこれからどこに行けば良いかも、
もうわからなくなった。

でも自分で変えなければ、「苦しみ」は自分の中に一生つきまとう。



新しい時代、インターネットに救われた



とは言え、ギリギリ現代を生きていることで、
多くの情報を手に入れることができ、

その中から原因を知ることができた事は、

超ラッキーだったと思います。


そしてその原因すらわからないまま、
国のために一生を終えていった方々へ、
心より哀悼の意をささげたいと思います。



色々本を読んでみて実践しても自分を変えるのは至難の業



原因がわかったところで、

「苦しみから解放されるための方法」などを自分に落とし込むために、

沢山の本を読んで勉強してみたのですが・・・。


これが強烈な洗脳状態だったのか、

自分でも怖いくらいに言葉が入ってこない。

特に違和感を感じたのは、


「ポジティブシンキング」
「いつも笑顔で」


みたいな、前向きなワードでした。

だってそれまで私は、
「笑顔でいる人=何も考えていない人」だと思っていましたから。


これは心理学で言う、「認知の歪み」というものです。


しかし、この認知の歪みを軌道修正するのには、
相当な時間がかかるな、とは自分でも薄々感じましたが、

やはり想像以上に長くかかりました。



知った以上は、諦めない


ところが自分のしぶとさが、

「諦めない」というメリットを生んでくれました。

悪いことばかりじゃなかったんですね。


そして日々、その間違った概念や、
「苦しむことが正しいことを捨て去る」ために勉強し、
実践していきました。

それが最初のうちはものすごい違和感がありすぎて、
違う自分を演じているようでした。


それは本を一度や二度読んだだけでは全く効かない、こびりついた古い水垢のような自分なんですね。


どうしようもなく昔の自分に戻らせようとするのは、
人間の習性みたいなものなので、


そこがなかなか簡単には変えられない原因だったりします。


現状維持バイアスとか、
ホメオスタシスとか言われていますね。



でもそれに気づいた事こそが、これから新しく生まれ変わるための
第一歩
なんですね。

だから修正の道としては正しい方向を進んでいるのです。



段々と違和感を感じなくなる



そうやって違和感を感じながらも
毎日毎日、継続して勉強し続けることで、

いつの間にか新しい概念や良い言葉がインストールされていきます。


それが気がついたら違和感を感じなくなっています。


そこで初めて、過去の自分ではない、
新しい自分に生まれ変わっているという事に気づきます。



人生とは自分と向き合う事


そういった中で、私が実際に昔と変わったと思えるのは、
「自分の感覚を一番大切にできている」ということです。

それまでの私は常に、「自分は後回しで、他者に自分を合わせていく」

という感じでした。


わかりやすい例ですと、

洋服に関しては自分の着心地の良いものだけを、
季節ごとに数着だけ持つようにしています。

そこに流行りもありません。


選ぶ基準は自分の肌触りの良さだけです。

必ず自分の感覚を優先しています。

そして感覚を優先すると、
自分で決断できるようになり、

そして自分の決断を信じることができるようになっていきました。


そして流行を全く意識しなくなりました。


ちなみに、
物を沢山持つことや、
流行物や高級なものを持つことを目的にしてしまうと、

偏った価値観や認知の歪みが生じたり、
余計な執着が生まれ、

後に本当の自分がわからなくなったり、処分に困る事もあるでしょう。


世の中でも「断捨離」が推奨され始めた理由が凄く良くわかります。


もし自分を変えたいけれど、
何をやって良いかわからない人は、

まず最初に物理的に古い物を思い切って処分してみるというのは、
かなりオススメです。



「苦労する」、「耐える」を捨てることがきっとアラフィフの新しい世界を開く


そういった訳で、
アラフィフの皆さんのセカンドライフには、

これまでの古い生き方や古い考え方を、

少し軌道修正する必要もあるかもしれません。


少し大変ですが、

実践することで、
きっと新しい時代の価値観や概念を手に入れることができます。

今までと違った景色、輝かしい未来が見えてくることでしょう。



そしてそこにはしっかり自立して生きているご自身がいることでしょう。


私自身もそんな自分のこれからが楽しみで仕方ありません。


それでは、今日のお話が皆さんの参考になったら嬉しく思います。


皆さんの一日が素晴らしい一日でありますように。



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