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企画書のコツは完成度は50%、あるいは企画書に隙をつくること

企画会議を行う時、貴方はどのレベルで企画書を持っていくのか?100%で行くか50%で行くか?あるいは、その企画書に隙はあるのか?ないのか?

これはどちらが正しいということではなく。あくまで企画へ関わる姿勢。そして私は「企画書」の完成度は50%あるいは、隙をつくることをよくやります。

企画書の完成度は50%、あるいは企画書に隙をつくる理由

理由はたった1つ

企画をみんなで作り上げていく。その過程で人を「自分ごと化」してもらう。

「その企画は自分でも考えた!」と思えるって大事ですからね。「自分ごと化」ってこと、つまり当事者意識を持ってもらう。自分で考えて企画に取り組んでもらう。ってことです。

そして大事な3つ心構え

その1
企画の完成度が50%と言っても100%のゴールは考えておくことが大事です。企画のゴールイメージは考えておく。でも企画書として用意するのは50%。参加者がアイデアを話しやすくなる雰囲気も醸成できます。

100%、隙なく企画書を用意すると、「何かツッコミにくい雰囲気」がでる場合もありますからね。

その2
「企画のゴールイメージは考えておく」と言ってもこだわりすぎては駄目です。コントロールしすぎない。良いアイデアがあれば受け入れ臨機応変に対応する。絶対に引けない部分と、そうでない部分の線引が大事。

その3
意味のないことを言う人は少ないです。どんな話でも「企画の解像度を上げてくれる」と思える視点が大事。

これは大事ではない

「一人のアイデアよりも複数のアイデアが良いって期待」

貴方が「企画者」を職業としているのなら、そういう考えは持たないほうが良いです

「その企画またはアイデアは私が考えた!」って言いたくなる気持ち

企画は実現されてこそ価値がある。だから「その企画またはアイデアは私が考えた!」って言ってもあまり意味がないんじゃないかな。って私が考えています。言いたい人多いけどね。

もちろん、これはチーム内での話。他社との取り組みの中での知財周りは別です。


アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。