【インターナル・マーケティングがなければ、組織はただのヤドリギになってしまう?】って話がとても大事なんでリンク貼っておきます。

最近、プロジェクトリーダシップについての考え方をアップデートするための1つの大事な要素かも?と思っているのが「インターナル・マーケティング」という概念。

で前々から気になっていた梅田さんが登壇するということで以下のイベントに参加。

【12/12夜開催】YeLL特別セッション:梅田悟司と考える「子どもに誇れる職場をつくる方法」

上記のイベントの概要はすでに吉沢さんのFacebookにも

これ読んで欲しい

上記の概要

【インターナル・マーケティングがなければ、組織はただのヤドリギになってしまう?】

先日、あるベンチャー系イベントで、場の設定も考えずに淡々と挨拶する大企業の役員のスピーチは、非常に印象に残った。

・【当社】は、昨今激しく変化する自分たちの業界に対応するために、これまでの固定概念を捨てる必要があると認識しています
・そのためには、【当社】のこれまでの強みを再認識しつつ、外部のベンチャーとコラボレーションを進め、イノベーションを生み出し、新しい価値を創造したいと考えています

・・・ぽかーん(実際は、これをクドクドと5分くらいで語ってました)

何が印象に残ったかといえば、
1:【当社】に適当な企業名を当てはめたら、どこにでも通じる
2:聴衆が全く反応していないのに、淡々と事務作業のように「イノベーションを生み出し」とかを読み上げ続ける
3:何より、話している本人の情熱が、皆無

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うーん、こんなことを、役員レベルがやってるような会社じゃあ、社員に「会社のビジョン・ミッション・バリューをコアにして働け」というのは無理だよなあ・・・。

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結局、その会社でなければ実現できない世界だったり、そこでしか果たせない自分の役割だったりがなければ、人は単に条件がよい会社に、ヤドリギからヤドリギへの移動のように移っていくんだろう。

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そう考えると、先日ちょいと投稿した「日本の典型的大企業の人員構成」( https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2292796230793457 )の話にも、合点がいく。

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まあ結局、その会社でしかできないこと、というのが特段なければ、上記のように、若くて優秀な人は抜けていくし、産休明けの経験豊富な女性も条件のよい会社に映るし、残るのは他で引き取り手のない人達、ということになってしまうだろう。

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と、そこに来て、10月からICJの役員としてフルタイムでジョインしてくれた 梅田悟司 とべったり仕事をしていると、今までのパラダイムがひっくり返った。

「別に、経営者でなくても、会社そのものに語られるようなビジョン・ミッションがなくても、それは大組織に働くメンバーが、自分自身で生み出すことができる」

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■ビジョン・ミッション・バリューといったものは、しっかりと言語化されていなかったり、自分たちにピンとくるものがなかったりするなら、経営者でなくても、自分たちで再定義していけばよい

■その再定義と、実際に自分たちが目の前で取り組んでいる個別の製品・サービスを紐づけて考えれば、突然、鮮明にビジョン・ミッション・バリューがアリアリとしたものに変わっていく

■そしてそれは、仕事で取り組む、製品やサービスのマーケティングの核になり、事業的な成果にも直結していくから、惜しげもなく、その検討に時間をかけることができる

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そして、このイベントが開催されました。
https://peatix.com/event/579282

自分がやっている事ともシンクロ率高いので、この冬もっと深掘りしていく。(一緒にやっている仲間もいるからね)

発表する場も用意したいな。

おわり

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。