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古いもの好き大学生note始めました。

消えゆくものの儚さにときめき、時に切なくなる。そんな感情を大切に生きていきたい。

はじめまして。ことばです。
2024年になり何か新しいことを始めたくて、このnoteに辿り着きました。
なかなか自分を肯定できず、自分の考えがあっても流されてきた自分を少しでも肯定できるように、自分の思いや考えを溜めておける場所にしたいです。

手始めに自分のことを。
20歳。ひとり暮らし。美大で美術一般を学んでいます。
古いものや古い建築、特に喫茶店が大好きです。

はじめての文章として私の好きな古いもののことを綴りたいと思います。

私の好きな古いものとは具体的には昭和の音楽、本、レコード、家具、家電など。昭和以前の面影の残った家具、建築もたまりません。
収集癖のある私の部屋にはそんな古いものがたくさん転がっています。レトロブームで以前よりも古いものの価値が上がり、欲しいものが手に入りにくくなったのですが、貴重な映像やイベントを目の当たりにする機会が増えて嬉しいです。
レトロブーム様様です。

「なぜ古いものが好きなのか」
よく聞かれますが…、私にもよくわかりません。
平成生まれの私にとって昭和は生きたことのない、未知の時代。
懐かしむ余地すらない時代。
しかしそんな昔に惹かれてしまうのは、自分の持つ懐かしいという概念と未知の世界への新鮮さが入り混じった感覚が、私にとって心地の良いものだったからなのではないかと、今の時点ではそう思います。
はっきりとした理由が形として残っていないのに断言してしまうとそこまでになってしまうと感じているので、今の時点、ですが。

古いものを好み出した明確なきっかけはなかったと思いますが、きっかけはきっと私の過去にある気がします。
車窓の外に見えた古い家が取り壊されてしまった、よく行っていた喫茶店が無くなってしまった、昔活躍したあの人が亡くなってしまった。当たり前にあったものがある日突然無くなってしまう喪失感。どんなに素晴らしいものでもいつかは消えてしまう儚さ。
今のうちにそれを十分に享受しておかなければ…、という一種の強迫観念に似た使命感によって突き動かされ、いつの間にか古いものの沼にどっぷりとはまっていってしまったのだと思います。

Googleマップで保存してある喫茶店は今のところ337ヶ所。よく保存した喫茶店を見返すのですが、時折「閉業」の文字が私を落胆させます。
早く行っておけばよかった…と感じずにはいられない。そう感じる前に私は行かなければならないのです。

消えていくものを止めることはできません。
だから消えゆくものの儚さにときめき、時に切なくなる。そんな感情を大切に生きていきたい。そう考えます。

今年も心惹かれる古いもの、喫茶店や建築めぐりを楽しみたいです。

拙い文章を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
怠惰なもので、noteも三日坊主になってしまうかもしれません。
よろしくお願いします。

(2024.01.12)

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