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論語とメモの魔力から学ぶ自己分析の大切さ

こんにちは。
前田裕二さんがオーナーを務めるメモ魔塾特進科、孔子クラスの北尾です。
論語を教訓として大切にされた渋沢栄一さんの「論語と算盤」の中に立志と学問という章があります。
志を立てる要は、よくおのれを知り、身のほどを考え、それに応じてふさわしい方針を決定しなさいと書かれていました。
もう少し詳しく説明すると、自分の長所とするところ、短所とするところを細かく比較考察し、その最も得意とするところに向かって志を定めるのがよい。
またそれと同時に自分がその志をやり遂げられる境遇にいるのかを深く考慮することも必要と書かれていました。
また、きちんとした考えを組み立てておかないまま、ちょっとした世間の景気に乗じて、うかうかと志を立てて、駆け出すような者は、到底、最後までやり遂げられるものではないとも書かれています。

ゆるぎない立志を立てるためには、たくさん学び、自分を知りなさいということだと思います。
「身のほどを知れ」は論語に何度も出てくる孔子の教えです。
これは、個人だけでなく、企業も同じだと思います。自社を知ることからはじめて、経営理念や使命、ビジョンを立てる(立志)ことが大事と置き換えられます。
自社の強みと弱み、そして歴史を知り、今の立ち位置を知るということでしょうか?

では、この自分を知るためにはどうすればいいのか?
この方法を教えてくれている現代の教科書が、前田裕二さんの「メモの魔力」です。
自分を串刺しにする本質的な人生の軸を見つけるということがこの本には書かれています。
そしてそれを見つけるための1000本ノック、自分を知るための問い「自己分析1000問」があります。
知っているようで一番知らないのが自分ともいいます。
人生の軸を見つける。
これは個の時代の今だからこそ大切とも言えますが、古典である論語にも書かれている普遍的なことなのですね。
本当に大切なことは変わらない
論語とメモの魔力の共通点を見つけることができました。

一生を変える立志を見つける。私は、まだ道半ばです。
身のほどを知ることの大切さを学びました。

100年後、メモの魔力は普遍的な読み物として今の論語と算盤のように、
長く愛される書物になってるように思います。

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