日記240112

ネット上で、椅子取りゲームでお友達に席を譲る様子を微笑ましく思った、という書き込みを見つけました。
前の幼稚園にいた時、先生が同じ事を書いてくれた事を思い出しました。

残念ながら当時の私は、椅子取りゲームのルールが分からない藍の事を微笑ましく思う余裕がありませんでした。親族が誰もいない孤独な状況の上、言葉も遅く集団生活で笑顔や友達との交流が全く見られない藍を心配し、その上、ルールが決まっている椅子取りゲームさえ上手くこなせないと聞いて、当時余裕の無かった私は頭を抱えてしまったのでした。

そんな思い出に浸っていると、ちょうど今年の運動会の写真が送られてきました。家に帰ってきた藍と一緒に思い出を楽しみました。一生懸命に走る藍はこの1年で成長しました。友達と協力してダンスを完成させる様子は感動的で、何よりも最初から最後まで、ほとんどが笑顔だったのです。

頼もしくなった藍ですが、それでもジャンプから着地する瞬間を切り取った写真では頬が丸くふっくらとしていて、まだまだ可愛らしさの方が勝っているな、と微笑ましくなったのでした。これからも藍の成長を出来るだけ笑って見守っていこうと思い直した日になりました。


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