マガジンのカバー画像

どついたるねん。

100
きっと仕事のためにはならないでしょうが、暇つぶしにはなるかと思います。そんな、エッセイです。(2019/10/1〜2021/5/23)
運営しているクリエイター

#ファッション

安くなった服ばかり買うから

服はいつも安いものばかりを買ってきた。 ユニクロとか無印良品とか、そういう量産品ばかりを買ってきた。 あまりファッションに興味がなく、そしてそういった「興味のないもの」に対し、お金をかけたくないという気持ちがあったからだ。 それでも、自分で言うのもなんだが、大学生の頃よりはコーディネートとか、そういう「服に関したこと」に詳しくなったと思う。 会社で私服勤務が実質的に義務化されたこともこれには関係している。 どうせスーツでない「自身の服」を着ないと、そしてそれを披露し

スキニーパンツなんて穿ける気がしなかった

ファッションにまつわる言説はたくさんある。 パーソナルカラーとか骨格診断とか。あるいはシルエットがどうとか。 しかし何より肝心なのは、その服に自身が怖気づかないかどうかではないかだと私は思う。 ファッションはシルエットと色で決まる――。 ある時、ネットで流し読みした記事にそう書いてあった。 シルエットを作って、色味の数を抑えれば整った印象になるとかどうとか。 所詮はネットの、あまりお金はかけたくないが無難でお洒落な格好がしたい層向けの記事である。 だから、どこま

休日のファッションどうすべきか問題

最近、会社に行くのが憂鬱で仕方がない。 元々、この会社が好きです! というタイプではなかったが、今年度に入ったあたりから特にひどく、その傾向は強まる一方だ。 その原因については思うところがないわけではないが、今回は特にそれは掘り下げない。 さて、この会社嫌い――仕事にやる気が出なくなるのは予想通りとして、ほかにも思わぬ弊害を私にもたらした。 会社に行くのと同じ服で休日を過ごしたくないという気持ちが、尋常でなく高まっているのだ。 ファッションに無頓着な私には、これはま