おもろい女子の夜明け(IPPON女子グランプリ)
私が女として形容される時、もっとも多かったのは間違いなく「おもろい女」であった。
いつからだったろう。
小学校高学年頃からそう呼ばれる回数は徐々に増えていき、中学生の頃には私の代名詞として「おもろい女」は機能していた。
関西生まれ関西育ちの私は、例外に漏れず土曜の昼は帰ってお好み焼き食べながら新喜劇を見、
日曜はごっつを見、月曜はミスタービーンの物まね等で盛り上がり、
悪いことをしたり、勉強をさぼったりすれば「吉本入れるよ!」と脅されたりなどをしながら大きくなった。
中学校