Rー1グランプリ感想①

またまた、ただのお笑い好き女による賞レース
感想です。

今回もおもしろかったなぁ。
やっぱM-1と違って、R−1は良くも悪くもかなり自由度が高いですよね。
最近はM-1もだいぶ型にハマらない自由さを持ち始めてるけど
R−1はその比じゃない。
だからこそ、好みで点数が割れるし、自分の好き嫌いもかなり偏るなぁと思いました。

あと、持ち時間って何分なんだろう?
すごく短く感じたし、採点するのであればもう少し長い時間でやってもいいのかなと。
今までも同じ持ち時間やったんかな?
まぁ、同じ持ち時間で短く感じたならそれはそれだけ面白かったということなのでいいのですが。

さて。

①Yes!アキト

私個人的にギャグ連発する人苦手なんですよ…
だからアキトさんにも苦手意識しかなかった。
だけど、今回はそういう層も全部拾いにきた感ありましたね。
最初の入りで設定を追加するだけでこんなに面白いんや!と驚きました。
急にギャグ連発されるより、『絶対そんなことしたらあかん場面』という設定を追加するだけで同じものがこんなに見違えるとは…!という新鮮な感動があった。

ただ、だからこそ、急に『け』から他の言葉に行くんじゃなく、ほんとはこう言いたかったけど全然違うわけわからんギャグを言ってしまってる感を出すためにも、
冒頭の文字変える時にめんどくさいけど丁寧にその文字から始まる『本当はこういいたかったワード』を最初に提示してくれるともっと視聴者的には良かったかなと。

あとは、相手の様子や、周りの様子ももっと見えるとよかったかなぁ…と思ってしまいました。
その方が、『ほんとはこんなことやりたくないのにやってしまう感』がもっとでて面白かったと思う。


②寺田寛明

ネタ的には好きでした〜
THE R−1!って感じのネタで、ずっと観てる側からしたら安心感あったし、普通に面白かった。
ただ、ご本人も言っていたように、こういう『知識系』のネタって大爆発は難しいんですよね…。
どっかで肩破るというか、それこそZAZZYさんのような意味不明感がないとなかなか大爆笑までいかない。
後は、本業が先生ということで、やはり間とかが気になった…
もうちょっと待てば良いのにな…とか、ここはパンパンパーン!といったほうが良かったな〜とか。
その辺、優勝された理音さんとかはすごく上手かったですよね。

採点の時の陣内さんの『付和同は50歳になってもまだライブとかやってそう』ってコメントがまぁー面白かったので(笑)、
なんというか、もっとレビューコメントでボケるみたいな方向を強めてもいいのではと思いました。
どんどんレビューコメントが突っ走って行く感じを出せれば大爆笑も取れるのではと。
最後の『梨好き^_^』のオチもキレイだったので、このネタもっと光らせていってほしい。


③ラパルフェ 都留

この方はディズニー好きなのでかなり観てるし好きなんだけど、他と比べるとネタが弱かったなぁ〜…というのが第一印象ですね。
とりあえずコント形式にしてみた、みたいな感じというか…
合いの手で入る民衆の声も、それ自体で笑わせるでもなく、普通の人が普通に言いそうなコメントというか…もったいないなぁと思いました。
『阿部寛が大きすぎる』という出オチ感というか。
それを超えてくる何かがなかった。
それ一本で行くなら、野田さんが行ったように『大きいなりの何か』があれば良かったと思う。

もっと阿部寛の人間感というか、人となりが出ればよかったのかなぁ…
恥ずかしがりながら手を十字にしてみるけど何も出ない、とか、なんか哀愁的な笑いに持っていった方が良かった気が。
もしくは阿部寛じゃなくて思い切って森泉にした方が良かったのでは笑。
なんかわからんけどテンションで怪獣倒す森泉のが面白かった気がする。笑
個人的に都留さんの森泉が好きなので。笑


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